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ロードバイクではパンクは不可避だが、パンクしたときのダメージを最小限に食い止めることができるアイテムが存在する。それが開いた穴を埋めるシーラント剤とよばれる液体(乾くと個体)だ。
タイヤも近年はチューブレスタイヤが少しずつ普及しつつある。チューブレスには純粋なチューブレスと、いわば中途半端なチューブレスレディの2種類があり、後者はホイールとタイヤとの隙間を埋めるシーラント剤が必須である。
しかし近年はシーラント剤の技術向上と普及により、チューブレスやチューブラーでも普通にシーラント剤を使っている人が多いであろう。
そんなシーラント剤に9mmの穴をも埋めることができると謳うアメリカ発の新製品が登場した。シーラント剤マニアはすでに知っているだろうが、ブラックオックス OX1という製品である。昨年すでに海外でネタになっていた。カーボン繊維を使ったシーラント剤である。
そんな日本中のシーラントマニアの熱い期待に応えたのか、フカヤ産業(深谷産業)が正式に日本代理店として販売を開始する。
フカヤが新たに、アメリカのシーラント専門ブランド「BLACK OX」(ブラックオックス)の取り扱いを開始。カーボン繊維を含み、22口径ライフルで撃ち抜いた穴も塞ぐ高性能が特徴です。https://t.co/A0P032SHMl pic.twitter.com/wVfe9CBYLc
— Cyclist(サイクリスト) (@cyclist_sanspo) February 13, 2021
これで日本人でも心理的に買いやすくなるはず。容量は4oz(118ml)、16oz(473ml)、32oz(946ml)の3種類で、税抜の値段はそれぞれ800円、2,000円、3,300円。2月末に日本国内販売開始のようだ。
マイナス6℃の環境下でも使え、クッシュコアや同類の製品とも併用が可能とのこと。さらに、他社製品と混ぜて使える(この場合は性能が下がる)。インナーチューブにも使用できるためクリンチャータイヤ愛好者にもおすすめか。
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