カヴェンディッシュのスポンサーはカナダの食品企業？

本日、カヴェンディッシュにつき以下の記事を投稿した。

そしてその後この記事のコメントで、カヴェンディッシュ個人についたスポンサーについての新しい情報をもらった。上の記事のコメント欄をぜひ一度見てほしい。

そこで教えてもらったのが、次のインスタグラムでの投稿である。

この投稿では次のように書かれている。

In a recent column for Belgian newspaper HET NIEUWSBLAD, Quick-Step boss Patrick Lefevere revealed details of the arrangements that opened the door to Cav’s return to the squad.
“I wanted to help Mark, but I ran out of budget,” Mr. Lefevere explained. “He suddenly offered to pay for himself. I couldn’t say no to that.
“Mark reached an agreement with the Canadian Lovingly Made Ingredients food company. They pay us, then we pay Mark.
“In addition, if Mark wins races, Specialized Bicycles will pay the bonus.”

この投稿によると、Deceuninck-QuickStepのボス、パトリック・ルフェーブル翁がいつもコラムを書いている地元フランドルメディアのヘット・ニュースブラッド（Het Nieuwsblad）紙において、以下の点を明らかにしたらしい。

• 実質的にカヴェンディッシュ個人についたスポンサーは、カナダのカルガリーに拠点があるLovingly Made Ingredientsという食品会社
• まずLovingly Made Ingredientsがチームへ金銭をカヴェンディッシュの給与を払い、その後チームからカヴェンディッシュへそれが支払われる
• もしカヴェンディッシュがレースで勝利を上げればスペシャライズドからボーナスが支給される

実際にその会社の公式WEBサイトを見てみると（画像クリックで同社公式サイトへ）、

このようにはっきりとDeceuninck-QuickStepと提携していることが明示されている。また、Deceuninck-QuickStepの公式サイト（画像クリックでチーム公式サイトへ）でも、

ここでも当然しっかりと協力関係が示されている。

次に下のLovingly Made Ingredients社のツイッターを見てほしい。

この画像からなんとなく感じ取れるかもしれないが、同社は現代的な食の新しいトレンド、すなわち持続可能（サステイナブル）で、アレルギー物質が少なく、環境にやさしく、人間にもやさしいという現代の要請に対応すべく生まれた食品会社のようだ。

同社は代替肉やプロテインも生産しており、なるほど、質の高い食事とは切っても切れない関係にあるロードレースというスポーツにはまさにうってつけの会社とも言えよう。

しかし一体どこからカヴェンディッシュと同社のつながりが生まれたのか不明。誰がフィクサーなのか？カナダといえばすぐにサーベロ（Cervelo）が思い浮かび、実際にカヴェンディッシュとCerveloはディメンションデータ時代につながりがある。

だがだからといってそれがすぐ同社と彼とのつながりになったとは思えない。もちろん有名選手であるカヴェンディッシュのことだから、その代理人が有能で各種の業界にいろいろな伝手を持っていて、「質の高い電話番号リスト」を所有しているのだろうが、ひょっとしたらスペシャライズドも噛んでいるのかもしれない。

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