Specializedから新作ヘルメットS-Works Prevail II Vent With ANGi登場
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昨日か一昨日に書こうとしてて忘れたが、みんな大好きスペシャライズド(Specialized)から新作の「めっちゃ涼しい(同社比)」ヘルメットが登場した。それが、S-Works Prevail II Vent With ANGi。
「Vent」の文字どおりに、既存のS-Works Prevail IIに比べてベンチレーション機能を強化させたその進化版である。日本人向けの公式サイトにはまだ情報がアップされていないが、米国などではすでに新作のページが出来ている。以下のリンクから見て欲しい。
スペシャライズド米国公式サイト:S-Works Prevail II Vent With ANGi
今日か明日にでも日本版のWEBサイトでもページが公開されるだろう。
比較:Prevail ⅡとPrevail II Ventの違いとは?
さて、通常のPrevail Ⅱとどのへんが違うのか?次の比較画像を見て欲しい。赤が既存のS-Works Prevail IIで、白いのが新作である。
白いほうの水色丸印の部分に注目し、赤いほうと見比べてほしい。その部分の構造が両者で異なっていることがわかると思う。「そら、新作のほうが涼しいわ」と納得してもらえるだろう。
この新構造によりベンチレーションの穴が20%大きくなり、ヘルメット内を流れる空気の速度が18%アップするようだ。
お値段は米国市場向けで$250(約2万7000円)。これは既存のPrevail IIと同じ価格である。進化したのにお値段そのまま。お得やね()。
なお、新作が登場したからか旧型となるPrevail IIは公式サイトでも半額に値下げされている。日本の真夏のライドなどで少しでも涼しさを追求したいという人以外は、旧型のそれを購入するのもいいかもしれない。
カラーバリエーションは次のとおり4種類。
製品名のとおり、Specialized独自の事故情報検出・通知システムであるANGiを搭載。
もし落車したときに、ANGiセンサーがそれを検出し、カウントダウン開始。ユーザーがそのカウントダウンを止めないと登録しておいた緊急連絡先に落車したとの通知が届く仕組み。GPSと連動して落車地点の位置情報も知らされる。
ベンチレーション機能が強化されたがもちろん安全性能も以前と同様。スペシャライズド独自のMIPSである、MIPS SLを搭載。
なお、昨日はKASKの新作ヘルメットWasabi(ワサビ?)について書いた。あわせてどうぞ。