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UCIの医療部門 のトップであるXavier Bigardが、今年と来年のツール・ド・フランスについて、彼の個人的な見解ではあるものの、「いつものツール」は無理と述べた。
情報源:Don’t expect a normal Tour de France this year, UCI warns
過日開催されたUCIの安全講習会。その場で元プロ選手の弾丸トークおじさん、イェンス・フォイクト(Jens Voigt)が、「今年のツールとかコロナでどうなんの?」という感じ質問。それに対してUCIの医療部門トップのXavier Bigardは次のように答えたもよう。
” it’s only my opinion – but we cannot expect a normal Tour, not this year.”
訳「個人的見解やけどね、(観客でごった返すような)普通のツールは無理やろね。今年は無理」
それに加えて、今後コロナが普通のインフルエンザのようにただの風土病になるのではいかという希望的観測にも疑問を呈している。ただのインフルエンザのようになるのならば、これまで通りの普通のツールを開催することができるが、それはあまりにも楽観的すぎると考えているのだろう。
また来年以降のツールについても次のように話したようだ。
“We have to adapt the vaccines. It’s like for the flu, it’s absolutely similar, and I think next year we cannot return to a normal Tour, this is the case for all races and all sporting events.”
訳「世界がうまくワクチンを利用せなアカンわけよ。インフルエンザのようにね。全く同じようにね。個人的には来年も普通のツールには戻れへんと思う。全てのレース、そして全てのスポーツイベントもまだ来年はこれまで通りというのは無理やと思う。」
というわけで、観客のいない(制限された)「コロナ禍の異常なツール・ド・フランス」は長期化するかもしれないとの予想である。
コロナ前の2019年のツール・ド・フランスのハイライト動画で昔を懐かしもう。