ワウト・ファン・アールトのコメント。ティレーノ~アドリアティコ第5ステージ後
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昨夜のティレーノ~アドリアティコ第5ステージはおもしろすぎたステージとなった。その感想は下の記事でどうぞ。
その第5ステージで化け物っぷりを知らしめたのが二人。マチュー・ファン・デル・プールとタデイ・ポガチャルだ。
マチューは「寒かったから」というシンプルな理由だけで50㎞以上も独走、ポガチャルも残り17km弱を爆走。3分近く開いていたマチューとの差を最後にはほぼゼロにするような化け物っぷりを発揮。
(‘A`)なんやねんこいつら・・・
昨日のハイライト動画はこちら。
そして総合優勝を狙っていたワウト・ファン・アールトは、そんなポガチャルからタイムを前日に続き失ってしまった。これにより、最終日の個人TTでも挽回できないタイム差となってしまった。いかにファン・アールトがTTに強いといっても、そのTTは距離がたった11㎞程度。タイム差は1分以上あるため、事故がおこらない限りファン・アールトをもってしてもさすがに無理であろう。
ファン・アールトはレース後に、「ポガチャルに負けても恥でもなんでもない」と答える。
情報源:Wout van Aert: It’s no shame to lose Tirreno-Adriatico to Tadej Pogacar
情報源記事で、ファン・アールトはこう述べる。
“I started with the idea that I could at least stay with Pogačar and possibly take some time back. But, when you see how everything falls apart on the last lap, it was just the law of the fittest. It’s no shame to lose to him. I have to accept that.”
訳「レース前は少なくともポガチャルについていけると思ってたし、ひょっとしたらタイム差をちょっとでも挽回できるんちゃうかとも思ってた。でも、ご覧のとおり最後の周回でそんな甘い思惑は全部崩れ落ちてもうた。まさに弱肉強食というだけ。ポガチャルに負けるは恥でもなんでもないよ。ポガチャルは自分より強い、それを認めざるを得ないからね」
ただ、ポガチャル以外の総合勢に対しては自分も劣っていないと感じているもよう。ポガチャルが1人異次元だっただけ。ということは、ファン・アールトは今後も一週間程度のレースでは総合エースとしての可能性を狙い続けるのかもしれない。