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今年いっぱいで、万年金欠チームとして有名なDeceuninck-QuickStepにおいてそのメインスポンサーである2社、つまりDeceuninck社とQuickStep社だが、その両者とチームとの契約が終了する。
もちろんチームとしてはそれら2社との契約を更新したいところ。チームボスのパトリック・ルフェーブルじーさん(66歳)はその交渉をスタートさせている。
だが、その結末がどうなるかまだ不明である。よってチーム消滅という可能性もあり得る。そしてルフェーブル曰く、「Bora-hansgroheから、Deceuninck-QuickStepを買収したいとのオファーを受けている」。
情報源:PATRICK LEFEVERE SAYS BORA-HANSGROHE IS COMING FOR HIS WHOLE TEAM
実際、Bora-hansgroheのチームマネージャーのラルフ・デンク(Ralph Denk)が、Cyclingnewsのインタビューで次のように語った。
“it’s true that we talked. I wanted to know how the future of [Lefevere’s] team looks like and where he is at for 2022 and onwards, and he said not good.
訳「ルフェーブルじいさんと話しているのは事実や。あのチームの未来がどうなるか、2022年の向けて今どうなっているのか知りたかったからや。で、彼が言うにはあまりよろしくない状況らしい」
このように、ルフェーブルと交渉を持ったことは認めている。だが次のようにも言う。
Then I asked him what Remco would do if Deceuninck-QuickStep would have to close and he told me about his option on him. He then actually did put that in prospect together with two other riders. To buy the team was never a topic
訳「レムコ・イヴェネプールについてやけど、もしチーム解散となったらどうなるかをルフェーブルに聞いてみたんよ。そしたらどうなる見込みかは教えてくれたわ。別の選手2名についてもね。でもチーム全体の買収というのは決して話題にはなってないよ」
このようにBora-hansgroheとして最大の関心はレムコ・イヴェネプールを獲得することであって、チーム全体を買収というのは考えていないという感じだ。
ルフェーブルも老獪なタヌキであり、デンクも有能なマネージャーであるため、二人の発言の真意やその真実性などは額面通りに受取ることはできないだろう。ただ、Bora-hansgroheがレムコに関心を持っているのは当然のことだとは思う。どこのチームだってレムコは欲しいものだ。
上述のようなデンクのコメントからは、ルフェーブルのコメントとの矛盾が見られるが、それはルフェーブルがチームスポンサー契約の更新を有利に進めるために敢えてそのように発言しているとも考えられる。つまりスポンサー側に契約更新しないとどうなるか・・・みたいなプレッシャーをかけている可能性もある。
なお、ルフェーブルはスポンサーとの契約更新についてその期限を3/31としているようだ。
さていったいどうなるか・・・
ぶちギレデンクは「スポンサーやライダーとの契約がないチームに買収する価値なんかあらへんわ」的な事も言ってますね…
ルフェーブルに翻弄されるブチぎれデンクさんご愁傷さまブヒ・・・