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少し気が早い情報だが、2023年度ツール・ド・フランスのグランデパール(スタート地点)は、スペインは地方のビルバオになるらしい。スペイン紙El Correoがそのように報じている。なおバーレーン・ヴィクトリアスにはPello Bilbaoがいる。もちろんバスク出身で元エウス・カルテルだ。
情報源:El Tour 2023 saldrá desde Bilbao
さて、これによると2016年にその話し合いがスタートしたらしい。そしてASOとビルバオとの間で1000万ユーロ(約13億円)の基金が準備されたとかなんとか。
仮にこれが本当ならば、スペインがツール・ド・フランスのグランデパールとなるのは1992年以来のようだ。その年のツールは初日のプロローグからピレネーが舞台となった。そして総合優勝を果たしたのはスペインの英雄、ミゲル・インドゥライン。その直前にはジロを制覇しており、彼自身初の「ダブル」達成となった。
ちなみに今年のツール・ド・フランスはもともとデンマークのコペンハーゲンがグランデパールとなる予定だった。
しかし、東京五輪との兼ね合いでツールが1週間ほど前倒しになったせいで、今度はおなじくコペンハーゲンで開催されるサッカーの一大イベントEuro2021(2020から延期された)とかちあうことになった。
その結果、コペンハーゲンでのグランデパールは一旦棚上げとなった。そしておそらく同都市は2022年のグランデパールとなる。
そうなるとツールは、2022年のコペンハーゲン、そして2023年のビルバオと二年連続で外国スタートとなる。