コロナ判明のTrek-Segafredoがドワルスから撤退せず出場決定
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米国のワールドツアーチームTrek-Segafredoが、本日開催されるDDVことドワルス(Dwars door Vlaanderen)に出場することが決定した。
「何をそんな当たり前のことを。ワールドツアーチームなんやから当然やろ」
と思うかもしれないが、実はTrek-Segafredoの出場が危ぶまれていたからだ。なぜなら、チームメンバーのエドワード・トゥーンス(Edward Theuns)が、レース前のコロナ検査で「暫定的なコロナ陽性疑い」になっていたからだ。
また元世界王者マッズ・ピーダースン(Mads Pedersen)とアレックス・キルシュ(Alex Kirsch)も濃厚接触者として土曜日まで隔離措置となっている。
そこでチーム全体としてドワルスから撤退というのも考えられたが、最新の検査ではピーダースンとキルシュ含む全員の陰性が確認された。だが、ピーダースンとキルシュは土曜日まで隔離措置が続行されるため、出場はできない。同時にトゥーンスについても最新の検査結果によると、他者への感染性はほぼないものの念のため出場しないこととした。
以上のことから、今日のドワルスもメンバーは次の5名となる。公式ツイッターを見て欲しい。
🇧🇪 #DDV21
— Trek-Segafredo (@TrekSegafredo) March 30, 2021
We may be only 5, but don’t count us out!
👇 pic.twitter.com/xSRSVMu2dB
- ジャスパー・ストゥイヴェン(Jasper Stuyven)
- コーエン・デ・コルト(Koen de Kort)
- ライアン・ミューレン(Ryan Mullen)
- キール・レイネン(Kiel Reijnen)
- クイン・シモンズ(Quinn Simmons)
注目はやはりミラノ~サンレモを制したストゥイヴェンと、若手の超新星クイン・シモンズとなろうか。
ただ本来の7名から2名減ってしまったので他チームに比べてかなり不利となるため、あまり積極的な作戦は取れないのではないか。数的不利をどのように埋め合わせるのか、今日の作戦に注目したい。