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パリ~ルーベが秋に延期となってしまったため、今年の春の石畳クラシックはさきほど終わったスヘルデプライス(Scheldeprijs)でひとまず終わりとなった。
そのスヘルデプライスは、レースが中止となる一歩手前のような強風と寒さがプロトンを襲った。先日のロンドが春のうららかな陽気に恵まれたのとは全く正反対となった。
強風が吹き荒れる中、プロトンはレースの早い段階から大きく分断。結局レースが終わるまで何回か分断が発生し続けた。
#SPmen The first official race hour has passed. The pack has been flying with the wind through Zeeland at about 50 km/h. #SP21 pic.twitter.com/2Y7xeDhTmH
— Scheldeprijs (@Scheldeprijs) April 7, 2021
この画像で強風や低気温の程度がわかるだろうか。先行する集団との差、ジャケットの暴れ具合、そして選手の着込み具合に着目して欲しい。
そんな今夜のスヘルデプライスにはDeceuninck-QuickStepから、エーススプリンターのサム・ベネットとマーク・カヴェンディッシュが揃って出場していた。
エースのサム・ベネットは常に先頭集団に入り続けて好調なよう。そしてカヴェンディッシュも一時は先頭集団に遅れながらも、追走集団でしっかりと走り、最終的にはベネットのいるグループと合流。
そして勝負は20名ほどの集団によるゴール前スプリントに持ち込まれた。その結末は次の動画を見て欲しい。
#SPmen After a hard day of wind and echelons 💨, a fast @jasperphilipsen wins the sprint! Congrats 🙌 #SP21 pic.twitter.com/xHnk2fygfM
— Scheldeprijs (@Scheldeprijs) April 7, 2021
優勝したのはAlpecin-Fenixのヤスパー・フィリップセン(Jasper Philipsen)。昨年まではワールドツアーチームのUAEにいたスプリンターだ。最後までサム・ベネットを並ばせることなく勝ちきった。
2位にはサム・ベネット。そして3位にはなんと驚き(?)のマーク・カヴェンディッシュ。
個人的にはカヴェンディッシュはアシストとして走るだろうと予想していたのだが、動画のとおり最後の最後までスプリントを競っていた。もともとそういう作戦だったのだろうか。ベネットもそうだが、カヴェンディッシュも調子は良さそうである。今後、久しぶりの優勝が見られるかもという期待が高まる結果だ。
普通にいけばクイックステップが勝てたはずのレース。
サムベネットとカヴの仲が悪くならなければいいんだけどと思ってしまった。
サムベネットのレース終了後のコメントも少し意味深でしたし…
チームの雰囲気はどうなることやら…
確かに普通にやっていれば勝てたレース。ただ、狙ってか偶然かは不明だけど、ゴール前でアルペシンの選手が上手くサム・ベネットをブロックしてたブヒね。上空での動画を見て気づいたブヒ。
あと、カヴェンディッシュも「もうちょっとはやめに仕掛ければ勝てた」ということを言ってたような。