UAEが22歳のドイツ人Felix Großを獲得。U23欧州王者
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タディ・ポガチャルに続くか?チームUAEが22歳のドイツ人Felix Großと3年契約を交わした。チームのツイッターより。
✍️ We are thrilled to announce the signing of Felix Groß 🇩🇪.
— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) May 5, 2021
The young German talent joins Emirati squad on 3-year deal.
Full story: https://t.co/m8tosczpm5#UAETeamEmirates #RideTogether pic.twitter.com/PHHNR1WMVo
Felix Großはまずは今年の後半から訓練生としてチームに加入する。そしてプロの環境に慣れてから2022年から正式に3年契約で2024年までの契約となっている。
同選手は、今はコンチネンタルチームのRad-Net Roseというチームで走っており、特にトラック競技でスカウトの注目を集めたようだ。2020年のU23ヨーロッパ選手権では個人パシュートとタイムトライアルで優勝しており、ドイツ代表として東京五輪にも出る予定のようだ。
22歳ということでタデイ・ポガチャルとマルク・ヒルシと同い年。1つ上の23歳にはブランドン・マクナルティがいる。そして同チームは18歳のフアン・アユソーも2025年までの長期契約で獲得している。
ポガチャル、ヒルシ、レムコ、アルメイダなど22歳前後にとてつもない才能が集まっており、26歳のマチュー・ファン・デル・プールやワウト・ファン・アールトですら若いと思っていたのに、さらに下の世代から新星が続々と登場してきている。
各プロチームの争奪戦も昔よりずっと熾烈になっているのではないだろうか。スカウトも大変だ。ただ若い才能がどんどん出てくるのはロードレース業界全体にとっては非常に素晴らしいこと。若いスターのほうが世間の注目も、なにより同世代の若者の関心も集めやすい。若者の関心が集まれば、若者向けのスポンサーも登場するわけで、業界の活性化が期待できる。
日本も負けていられない。学校教育のシステムとかもあるので自転車界だけで動くのは難しいだろうが、若者の人生を保障し、どんどん安心してヨーロッパに送り出せるようなシステムをより発展させていかなければ欧米に置いて行かれるだけだろう。