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今年ジロ・デ・イタリアに初参戦で同時にグランツールデビューも果たしたベルギーの至宝、レムコ・イヴェネプール(Remco Evenepoel)。そのジロでは負傷により第18ステージをDNS(スタート前にリタイア)となり、残念なほろ苦いデビューとなった。
そんなレムコは今開催中のツール・ド・フランスには出場していないが、来年にツールデビューが期待されている。だが、所属チームであるDeceuninck-QuickStepのボス、パトリック・ルフェーブルは「来年もツールには出場させない」と明言する。
情報源:LEFEVERE: ‘REMCO IS NOT ALLOWED TO RIDE THE TOUR IN 2022’
パトリック・ルフェーブルは、ベルギーの公共放送でおなじみのRTBFにて、「2022年もツールには出さない。まずはジロをしっかりとした状態で走らせる」と明らかにする。
それがレムコの将来などを考えたときに合理的・論理的だと考えているようだ。したがってレムコのツールデビューは2023年以降となるだろう。
個人的には今年のジロの走りを見ていてもレムコはまだグランツールで総合優勝できるレベルではないと思うので、とてつもない周囲からの重圧と戦いながらガチの死闘となるツールよりも、精神的に余裕のあるジロでグランツールを完走する力をつけるのは良いだろう。才能と実力は誰もが認めるところ。まだ若いので焦ることはない。ポガチャルとかがとてつもなくおかしいだけ。
今後のレムコの予定だが、まずは東京五輪。そしてその後はグランツールの1つブエルタ・エスパーニャとなっている。