【2021ツール第3ステージ】落車のゲラント・トーマスとジャック・ヘイグについて
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昨日のツール第3ステージはエースたちの落車が続出したが、序盤で落車したイネオスのエース、ゲラント・トーマスはX線検査の結果どうやら骨折はなかったもよう。今後も走り続ける。チームのツイッターを見て欲しい。
Following a post-stage scan and x-ray we’re pleased to confirm @GeraintThomas86 has not suffered a fracture in his right shoulder. He will be reassessed in the morning before stage four #TDF2021 pic.twitter.com/Rgy0yBmZfF
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) June 28, 2021
なお落車時に肩を脱臼したものの、すぐに医者に脱臼を治してもらいその日を走り続けた。
次にゴールまで残り4km地点で落車したバーレーン・ヴィクトリアスのエースのジャック・ヘイグだが、こちらは残念ながらリタイアとなってしまった。チームのツイッターをどうぞ。
Unfortunately, our team leader @jackhaig93 was caught up in a late crash on stage 3 @LeTour and he’s out of the race.
— Team Bahrain Victorious (@BHRVictorious) June 28, 2021
🏥 Further medical updates to follow.#TDF2021
📸 @bettiniphoto pic.twitter.com/F3DLZM7g5Z
チームによるとジャック・ヘイグは鎖骨の骨折と脳震盪とのこと。
鎖骨の骨折はロードレース選手の宿命みたいなもので1ヶ月後にはレースに復帰していたりもするが、脳震盪はやはり心配。
昔はロードレース界も頭部のダメージにはいろいろ緩かったが、昨年あたりから流れが変わってきているように思う。頭部や脳へのダメージについてもより慎重に、より厳格に対処するようになっている。
ジャック・ヘイグもしばらくは脳への後遺症がないか注意してもらいたい。
ヘイグはキャリア初のグランツール総合エースとしての待遇で、今年のツールに臨んだ。その意気込みと重圧は並々ならぬものがあっただろう。しかしそんな彼のツールはたった3日で終わることとなった。
なお、先ほども書いたがLotto-Soudalのエーススプリンターのカレブ・ユアンもリタイア、そしてJumbo-Vismaの有力アシストのろハート・ヘーシンクもリタイアとなっている。
Jumbo-Vismaのロバート・ヘーシンクが、さきほどのクラッシュでリタイア#ツール #ロードバイク #ロードレース #ツール・ド・フランス #ツールドフランス #jspocycle #JSPORTS https://t.co/svEtPMnMCm
— ロードバイクのブタ(略RBB) (@BikeNewsMag) June 28, 2021
昨夜のハイライト動画。
バーレーンはジロに続いてエースを落車で失うことになってしまいましたが、そのジロではアシストの予定だったカルーゾが総合2位。
ということは、今ツールでアシスト兼サブエースのビルバオがもしや・・・?
Σ(゚Д゚) その発想はなかった