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昨日の第17ステージは総合首位のタデイ・ポガチャルが最も警戒していたステージだったが、ポガチャルがそれに続いて警戒をしているのが今日の第18ステージだ。
第17ステージは超級山岳が1つだけだったことで、難易度は★4つだった。しかし今日の第18ステージは超級山岳が2つ。そして難易度は最高の★5。
1つめの超級山岳はおなじみのトゥールマレー
今大会の最終山岳ステージだ。第19ステージは平坦ステージで、第20ステージは個人TT、そして最終日の第21ステージはいつもどおりパリのシャンゼリゼゴールとなっているからだ。つまり、TTが弱い総合系の選手にとっては、今日が最後の逆転のチャンス。何がなんでも好順位を死守したいし、順位を上げたい。決死の山岳特攻が行われるだろう。
一方個人TTもめっぽう強いポガチャルは、タイム差以上の余裕を持ってこの日を迎えられる。とにかく冷静にタイム差をコントールすることだけに集中できれば実質的に優勝は決まったと言える。ただそのような守りの走りを最後まで続けるか、それともこの日の最後の山岳で攻撃をしかけ、王者の底力を見せつけるか?
そして山岳賞争いもポイント賞争いもまだまだわからない。特に山岳賞争いは今日で王者が実質的に決まるため、激しい闘いが巻き起こると予想。その動きを利用して総合エースの選手も動くかもしれない。そうなると連鎖的に集団が活性化しアタックが連続して繰り広げられる展開となる可能性もある。