ピーター・サガンの移籍確定。アッカーマンの移籍も発表され、Bora-hansgroheは大変革へ
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これまで何度かBora-hansgroheのスーパースター、ピーター・サガンについて移籍の可能性があると紹介してきたが、やはりその噂通りになった。チームのツイッターでピーター・サガンとパスカル・アッカーマンについて移籍の発表があった。
NEWS: changes at #BORAhansgrohe : @petosagan and @Ackes171 to leave the team at the end of the season. Read on here: https://t.co/CZFoPQgpft pic.twitter.com/1au69xxGQL
— BORA – hansgrohe (@BORAhansgrohe) July 29, 2021
ただし両名がどのチームに行くのかは発表されていない。UCIのルール上は移籍解禁は8/1からなので、移籍先発表はそれ以降となるだろうが、8/1すぐになるのかそれとも秋になってからなのかはわからない。移籍先チームのスポンサーの交代などもあれば新スポンサー発表やチーム変更のなどの発表とあわせて大々的にアナウンスということもあり得るからだ。各スポンサーの思惑などが絡む。
Bora-hansgroheから出る選手
一方で噂されている移籍先は、サガンはTotalEnergies、そしてアッカーマンはポガチャルのいるUAEだ。
またこれら両名と同じく、チームを去ると言われているのが、エリク・バシュカ(Erik Baska:スロバキア)、マチェリ・ボドナル(Maciej Bodnar:ポーランド)、ダニエル・オス (Daniel Oss:イタリア)、ユライ・サガン(Juraj Sagan:スロバキア), ルディガー・ゼーリッヒ(Rudiger Selig:ドイツ)、アンドレアス・シリンガー(Andreas Schillinger:ドイツ)、そしてミヒャエル・シュワルツマン(Michael Schwarzmann:ドイツ)。
Bora-hansgroheへやってくるかもしれない選手
逆にBora-hansgroheへ戻ってくると言われているのが、現在Deceuninck-QuickStepのサム・ベネット(Sam Bennett)だ。
Bora-hansgrohe時代はサガンがチームにいたせいでサガンのツール・ド・フランスでのグリーンジャージ獲得がチームの至上命題となり、またドイツチームだけにドイツ人スプリンターであるパスカル・アッカーマンが優先され、ベネットにはツールなど大舞台の出場チャンスが与えられなかった。(過去記事: Boraにとってサム・ベネットは使い捨てか?)
それに不満があったのか当時はすったもんだの末Deceuninck-QuickStepになんとか移籍できたという感じだったのだが・・・(過去記事: 【密約?】BoraとDeceuninck-QuickStepとの間に、サム・ベネット移籍について密約があった? )
またサム・ベネット以外に、総合系選手・クライマーとして、ジェイ・ヒンドレー(Jai Hindley)、セルジオ・イギータ(Sergio Higuita)、アレクサンドル・ウラソフ(Aleksandr Vlasov)が加入すると言われている。
そうなれば、もともとBora-hansgroheには総合系エースとしてウィルコ・ケルダーマン(Wilco Kelderman)、マキシミリアン・シャフマン(Maximilian Schachmann)、そしてエマニュエル・ブフマン(Emanuel Buchmann)がいるだけに、ピーター・サガン時代とはガラっとチームのカラーが変わり、本格的にステージレースで総合優勝を狙うチームへと変貌を遂げることになる。
サム・ベネットの憂鬱再び?
さて、本気でBora-hansgroheがツール・ド・フランスなどで総合上位を狙うのならば、ピュアスプリンターのサム・ベネットはツールにまた出場できないことになる可能性がある。仮に出場できてもアシストが1人だけとかになるかもしれない。彼としてはそれでいいのだろうか・・・
来年のツールではみんな大好き誰がエースなんだ問題が見られそうですね。
Mov○s○ar「ククク、真似をするなど片腹痛いわ」
元々Bora-hansgroheはサガン(の強さと人気とUCIポイント)ありきで造ったチームでしたからねぇ、なんかこう、腑に落ちない感が残る移籍話。
やっぱり金なのかなぁ。
サガンもかつてほど勝てなくなってきたし、その割に高額年棒だし、サガン組の年棒も合わせたら相当な負担だったのかも…
サガンの高齢化を考えれば、やはり若返りだったり、戦略の変更なりがチームが生き残るために必要だったということだろうブヒね。
まぁまだ31ですけどね^ ^;
サガンのUCIポイントのおかげでワールドツアーに上がれたわけだけど、なんかこう「5年も契約したんだから、そろそろもういいかなぁ?」的なドライさもちょっと感じる今日この頃(^.^)
サガン「兄貴とダニエル・オスさえいっしょならどこのチームでもええわ」かも???
サガンは引退をほのめかしたこともあったので、BORAはいつかサガンなしで自立しなければならず、そのときがついに来たという感じですかね。
ベネットはBORA時代リードアウトはだいたいアーチボルドひとりで、タダ乗りでもけっこう勝てていたのでDeceuninckで楽をしすぎて勘が鈍ってなければ 大丈夫じゃないですかね。ちょっとくらい不利なほうがむしろ勝っていた気もするし。
一方でアッカーマンがもしUAEに行くなら、現状ではガビリアですらツールには出られないわけなので、 果たしてそれでいいのですかね…
なるほどたしかにちょっとぐらい不利なほうが、選手の野生本能が燃えるのかも?
UAEについては、アッカーマンがやってきたとしてガビリアとの関係も含めて、たしかにどうするつもりなのかわからないブヒね。
来年以降のツールもポガチャル総合優勝を狙うためだけのガチメンバーとなるのは絶対に確実。
ひょっとしたらクラシック系のスプリンターに転向?