Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
東京五輪の自転車競技に関係して、昨日の記事「オーストラリア代表のハンドルが崩壊の落車事故でスポンサーのArgon 18が声明発表「ハンドルはArgon18製ではない」」では、トラック競技のチームパシュートで、オーストラリア代表チームの1人が乗っていたArgon18のバイクのハンドルがいきなり壊れて、選手が時速60km以上で落車したことを伝えた。
その落車のシーンがこちら。
“My f*cking handlebars snapped!” 😱#AUS cyclist Alex Porter suffered a HUGE crash in the team pursuit after his bike collapsed on him.
— Oddspedia (@oddspedia) August 2, 2021
He’s got cuts and bruises on his face – but he survived – and he’s back out! 🙏#Olympicspic.twitter.com/7MHGNdhyZG
バイクはArgon18ブランドのものだが、ハンドルは別のブランドのものだと考えられ、実際に落車事故後にArgon18が出した声明によってそれが確認されていた。
そしてその後、問題のハンドルがどこのブランドだったのか判明した。それはオーストラリアの新興ブランド「Bastion Cycles」が作ったハンドルだった。
同ブランドが正式に声明を発表している。次の公式インスタグラムを見てほしい。
このブランドは、もともと日本の自動車会社トヨタで働いていた技術者とマネージャーが2015年に創設したブランドで、チタンを3Dプリント技術で加工して各種パーツやバイクを作ることを得意とする。次のインスタグラムも見てほしい。
かなりイケてる感じのバイクが展開されている。
このBastion Cyclesが、東京五輪では正式にオーストラリア代表チーム(パラリンピックのチームも含めて)が使う各種パーツを提供している。
上インスタの声明では、ハンドルが壊れた原因などの詳細な情報は一切書かれていない。またオーストラリア代表チームも声明を発表したが、そこでも特にこれといった情報には言及されていない。「競技が完全に終わるまでは、調査どうこうはノーコメント」と書かれている。