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壊れたハンドルのブランドは「Bastion Cycles」。東京五輪チームパシュートのオーストラリア代表チームの落車事故

東京五輪トラック競技でオーストラリアチームが走行中に壊れたハンドルは、同国のBastion Cyclesが作ったものだと判明

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東京五輪の自転車競技に関係して、昨日の記事「オーストラリア代表のハンドルが崩壊の落車事故でスポンサーのArgon 18が声明発表「ハンドルはArgon18製ではない」」では、トラック競技のチームパシュートで、オーストラリア代表チームの1人が乗っていたArgon18のバイクのハンドルがいきなり壊れて、選手が時速60km以上で落車したことを伝えた。

その落車のシーンがこちら。

バイクはArgon18ブランドのものだが、ハンドルは別のブランドのものだと考えられ、実際に落車事故後にArgon18が出した声明によってそれが確認されていた。

そしてその後、問題のハンドルがどこのブランドだったのか判明した。それはオーストラリアの新興ブランド「Bastion Cycles」が作ったハンドルだった。

同ブランドが正式に声明を発表している。次の公式インスタグラムを見てほしい。

このブランドは、もともと日本の自動車会社トヨタで働いていた技術者とマネージャーが2015年に創設したブランドで、チタンを3Dプリント技術で加工して各種パーツやバイクを作ることを得意とする。次のインスタグラムも見てほしい。

かなりイケてる感じのバイクが展開されている。

このBastion Cyclesが、東京五輪では正式にオーストラリア代表チーム(パラリンピックのチームも含めて)が使う各種パーツを提供している。

上インスタの声明では、ハンドルが壊れた原因などの詳細な情報は一切書かれていない。またオーストラリア代表チームも声明を発表したが、そこでも特にこれといった情報には言及されていない。「競技が完全に終わるまでは、調査どうこうはノーコメント」と書かれている。

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