サム・ベネットが膝の手術へ、今季絶望
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Deceuninck-QuickStepのスプリンターのサム・ベネットはすでにBora-hansgroheへの移籍が発表されているが、今年のツール・ド・フランスは膝の負傷を理由として欠場していた。その代わりに出場したマーク・カヴェンディッシュがとてつもないミラクルな復活を遂げたのはみんなも覚えている通り。
そして、サム・ベネットのツール欠場について、チームのボスであるパトリック・ルフェーブルが彼を批判していた。
しかし、どうやら思っていた以上にベネットの膝の具合は悪かったらしく、どうやら手術が必要となるようだ。そしてリハビリには数ヶ月かかると見られ、実質今シーズンは絶望となった。
情報源:Lefevere apologises for domestic abuse comments and confirms Sam Bennett is out for the season
この情報源記事では、お騒がせじーさんパトリック・ルフェーブルが過日に男女差別的な発言をしていた件について彼が謝罪をしたというネタが書かれているが、同時に彼はサム・ベネットの膝について手術が必要となるだろうと述べている。
そこまでベネットの膝の状態が悪かったならばツールの欠場は当然と言えるし、ルフェーブルが「ベネットがレース出ないならその分の給料カットや!」と責めていたのも完全にその根拠が失われるものとなる。なぜなら労災的なものとなるので、UCIルール上でも労働法上でも安易な給料カットは原則的に許されない。一定の給与は保証しなければならない。
サム・ベネットが膝の手術を受けるとして、リハビリには3~4ヶ月かかるとされているので上述のように今シーズンはもう絶望。サム・ベネットがレースに復帰するときはBora-hansgroheのジャージを着ているだろう。