最後は激坂!2021ブエルタ第6ステージのコースの紹介
2021ブエルタ・エスパーニャ第6ステージのコースについて
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今日の2021ブエルタ第6ステージのコースについて簡単にご紹介。
レケナ(Requena)~ アルト・デ・ラ・モンターニャ・デ・クリェラ(Alto de la Montaña de Cullera)
ご覧とおりなかなか特徴的で珍しい形状のコースとなっている。前半は山岳地帯を緩やかに下りながらほぼ海抜0m地帯へ。実は中盤から後半のまっ平らな部分は地中海沿岸沿いのエリアになっている。夏の海の横を走るコースだ。
その部分に中間スプリントポイント&ボーナスタイムが設定されているが、コースのほぼ中盤に位置しているのでおそらく逃げ集団が上位のポイントを稼いで、メイン集団のスプリンターチームや総合系チームはあまり積極的に狙ってこないのではないか。
そして最後のゴール前に坂が用意されている。海からいきなりこれかよ。ゴール前2kmからのこの坂は三級山岳扱いで、登坂距離1.9kmで平均斜度9.4%!このため今日はスプリンターの出番はない。
よって逃げ集団の人数がそれなりにいれば、スプリンターチームは今日はもう中間スプリントも含めてお休みとなるだろう。また総合系チームは激坂だけにちょっとでもタイム差をつけようと攻撃をしかける可能性が大。しかし、その坂ぐらいでしか差をつけられる場所はないのでそれまでは積極的には動かないかもしれない。なんといってもまだ第1週目。となれば逃げきりのチャンスのあるステージではないだろうか。
そんなステージ動くのは・・・昨日の落車でマイヨ・ロホを失ったレイン・タラマエと予想!再びマイヨ・ロホ奪還や!というのは都合がよすぎる予想だろうか。だがそうなれば激坂でのアタック合戦も含めて激熱なステージとなるだろう。