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東京五輪のマウンテンバイク(クロスカントリー)で金メダルを獲得した英国のマルチタレント、トム・ピドコック(22歳)。
イギリスの次世代を担う天才だが、ピドコックのツール・ド・フランスのデビューは2023年になりそうだ。
情報源:Tom Pidcock puts Tour de France debut back until 2023
トム・ピドコックは今年からINEOS Grenadiersと契約しワールドツアーにデビューしたわけだが、いくつかの戦績をあげていくと、
といった活躍になっている。
情報源記事でのインタビューでは、待ち望まれるツール・ド・フランスデビューは2023年になるだろうと述べている。
今年の今後は世界選手権ロードレースと秋のパリ~ルーベに参戦が予定されていて、その準備として今のブエルタ・エスパーニャを走っている。ゆえにステージ優勝などの結果を出すことは期待されていない。グランツールデビューということでまずは経験を積まさせるという意味合いもあるだろう。
しかし冷静になって考えてみると、22歳の若者がグランツールを他のレースの準備として走ることが許されているという事実は、相当な特別扱いではないか。アシストに事欠かないINEOS Grenadiersだから許されるのかもしれないが、普通はあり得ないのではないか。誰だってグランツールは特別で、それに出場したいと願うもの。
次に来年(2022年)のついては、まずは春のクラシック、そしてマウンテンバイクの世界選手権での優勝が最大目標になるようだ。そしてひょっとしたらジロ・デ・イタリアにも出場するかもしれないということらしい。
マウンテンバイクの世界選手権に出場するためには、各種のマウンテンバイクレースに参戦しポイントを稼がなければならない。まずは参加選手枠を獲得しなければならないし、イギリス代表選手として調子の良さや実績を証明しないといけない。
そう考えると東京五輪のおかげで今年のシーズン前半も忙しかったが、来年もシーズン前半は多忙な日々となるだろう。
イメージ的にはMTBのほうが怪我しやすそうだが、ロードレースのほうが落車に巻きこまれやすいという点で危ないかもしれない。ライバルのマチュー・ファン・デル・プールも何ヶ月も続く背中の痛みに悩まされているので、ピドコックもあまり無理のないレーススケジュールに取り組んでほしいものだ。長くロードレース界で活躍してほしい。本人はマウンテンバイクのダウンヒルにも意欲的のようだが・・・