Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
昨日の第13ステージは、平坦ステージだったがゴール前を支配していたDeceuninck-QuickStepにまさかの緊急事態が発生し最後の瞬間まで勝負の行方がわからなくなった。その詳細は感想記事「ヤコブセンに緊急トラブル!2021ブエルタ第13ステージの結果と感想」をどうぞ。
そんな第13ステージと変わり、今日の第14ステージと明日の第15ステージは山岳ステージだ。まずは今日の山岳コースプロフィールを見てみよう。
「級」のつく山岳は、3級→1級→1級の3つ。それぞれのデータはこうなっている。
山岳 | 登場地点 | データ |
---|---|---|
3級山岳(Puerto Berzocana) | 79km地点から | 登坂距離7.7km、平均斜度5.2% |
1級山岳(Puerto Collado de Ballesteros) | 95km地点から | 登坂距離2.8km、平均斜度14% |
1級山岳(Pico Villuercas) | 151km地点から | 登坂距離14.5km、平均斜度6.2% |
1級山岳として最初のPuerto Collado de Ballesterosは平均斜度の過酷さが目につくが、ゴールまで60km以上ある地点での登場だけに、総合争いには大きな影響を及ぼなさない可能性が高いと思うが、遅れ方の程度次第ではチームの総力をあげてアシストしても優勝争い集団には復帰できないことも考えうる。
だがやはり総合順位に大きな影響をもたらすのは最後の1級山岳Pico Villuercasだろう。平均斜度は普通(?)だが距離が長い。しかもゴール直前の区間は最大斜度15%!確実にここで誰かがアタックすると思われる。もちろんログリッチがその最右翼だ。
また山岳賞ジャージ争いも今日は激化するだろう。ただ明日も山岳ステージであるため、総合争いも山岳賞争いも体力の配分を考えなければならないかもしれない。チームの戦略もあるだろう。今日に賭けるか、明日に賭けるか。両方とも取りに来るのか?