Enter your email address below and subscribe to our newsletter

ロードレースの2021ブエルタ・エスーパニャ

ヤバイ落車が2度・・・2021ブエルタ第14ステージの結果と感想

2021ブエルタ・エスパーニャ第14ステージの結果について

Share your love

今週末の2日間は連続で山岳ステージ。だ。まず今日は3級→1級→1級と3つの山岳が登場。最後の1級は山頂ゴールだ。

今日のコース

いつもどおり「1級山岳の山頂ゴール!2021ブエルタ第14ステージのコースについて」に書いているので、見ておいて欲しい。

危険すぎる落車&落車!

スタートすると18名の逃げという大きな集団が形成される。その中には世界選の調整として走るトム・ピドコック(INEOS Grenadiers)、アルノー・デマール(FDJ)、ロマン・バルデ(DSM)などの有力選手も含まれていた。いろんな選手がいておもしろい集団となった。

まずは最初の3級山岳だが、逃げの中からロマン・バルデが山頂前でアタックし1位通過。これで山岳賞ジャージをぐっと引き寄せることになる。

そんな逃げ集団の中でとんでもない危険な落車が2回起こる。

1つは、アルペシン・フェニックスのジャイ・ヴァイン(Jay Vine)の落車だ。

ヒエッ・・・

いつもプロがやっているおなじみの光景が一気に背筋が凍る光景に変わった瞬間だ。

下手したら死んでたんじゃないだろうか。脳震盪などの症状がないか、少なくとも鎖骨の骨折があるのではないかとみんな心配になったと思う。iいちおう意識ははっきりしていたように見えたが・・・

そしてもう1つの落車シーンがこちら。

危険な下りの途中で、チームイスラエルのセプ・ファンマルクに対して、止まりきれなかったチームブルゴスのダニエル・ナバーロが後方から交錯!こえええええええええええええ。

逃げではこんな落車が続いたが、一方でメイン集団はもう完全に途中までサイクリング気分。リスクは誰も負わずにみんな仲良く安全にのんびりと走っていた。そのため逃げ集団との差は14分ぐらいにまで広がる。

そして逃げ集団は最後の1級山岳。1人先行するのはAG2Rのニコラ・プリュドム。そして彼を追う5人は・・・

ロードレースの2021ブエルタ・エスーパニャ

なんでジャイ・ヴァインいるんや!すげえええええええ!!あんな危ない落車だったのにレース復帰だと!?すごすぎる。どんな体とメンタルしてるんや・・・まさか明日も平気な顔して走るつもりなのか?

この追走の中からトム・ピドコックとロマン・バルデが特に繰り返しアタックをかけるが、なかなか決定的な動きにならない。またジャイ・ヴァインもシッティングで一定のペースで力強く登り続ける。

しばらくそんな状態だったが、ついにバルデがその追走グループから飛び出すことに成功。独走するニコラ・プリュドムに一気に追いつく。

そしてプリュドムをすぐに追い抜き、今度はバルデが独走状態へ。今日のバルデは強い!こんな強いバルデを見るのは久しぶりか?

結局今日はバルデがそのまま逃げ切ってゴール!

めっちゃ嬉しそう。

それもそのはずか、グランツールでのステージ優勝は2017年のツール・ド・フランス第12ステージ以来?

また今年についてもブエルタ前のステージレースのブエルタ・ブルゴスでステージ優勝(そして山岳賞も獲得)していたが、その1勝だけだった。

たしかに2019年のツール・ド・フランスでの山岳賞獲得はあったが、グランツールでの力強いステージ優勝の姿を見るのは本当に久しぶりという感じ。ファンにとっても本人にとっても長かった勝利ではないだろうか。それゆえにゴールでのあのガッツポーズなのだろう。来年のツール・ド・フランスは期待できるか?

バルデはこれで大量に山岳ポイントを獲得することに成功し、山岳賞ジャージをダミアーノ・カルーゾから奪うことに成功。ただ明日はカルーゾが逆にしかけてくるかもしれないので、まだまだ油断はできない。

さてメイン集団のほうもさすがに最後の1級山岳に入りゴールが近づくといくつかの動きが出てきた。特に総合2位のコフィディスのエース、ギョーム・マルタンがマイヨ・ロホを奪う動きを見せる。しかしJumbo-Vismaの高速トレインに潰されてしまい失敗。

またゴール前2kmあたりでモビ☆スタのミゲル・アンヘル・ロペスもタイム差を稼ごうと動くが、盤石のJumbo-Vismaトレインにやはり差を詰められてしまい、結局ゴールではほとんどタイムを奪えなかった。

なお、現在マイヨ・ロホを着るエイキングも無事に、ログリッチから少しだけ遅れてのゴールをきめてマイヨ・ロホをキープすることに成功。

最終的な結果だけ見れば、総合上位争いは特に何もなく終わったという感じになった。

今日のトップ10

順位選手名チーム名タイム差ボーナスタイム
1 ROMAIN BARDETTEAM DSMB : 10”
2 JESUS HERRADACOFIDIS+ 00H 00′ 44”B : 6”
3 JAY VINEALPECIN – FENIX+ 00H 00′ 44”B : 4”
4 THOMAS PIDCOCKINEOS GRENADIERS+ 00H 01′ 12”
5 CLÉMENT CHAMPOUSSINAG2R CITROEN TEAM+ 00H 01′ 14”
6 MATTHEW HOLMESLOTTO SOUDAL+ 00H 01′ 16”
7 ANDREY ZEITSTEAM BIKEEXCHANGE+ 00H 01′ 19”
8 KÉVIN GENIETSGROUPAMA – FDJ+ 00H 01′ 46”
9 NICOLAS PRODHOMMEAG2R CITROEN TEAM+ 00H 02′ 04”B : 2”
10 JAN TRATNIKBAHRAIN VICTORIOUS+ 00H 02′ 15”
Împărtășește-ți dragostea
piginwired
piginwired
Articole: 7051

Lasă un răspuns

Adresa ta de email nu va fi publicată. Câmpurile obligatorii sunt marcate cu *

Acest site folosește Akismet pentru a reduce spamul. Află cum sunt procesate datele comentariilor tale.

Stay informed and not overwhelmed, subscribe now!