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昨日の大会2回めの休息日を終えて今日から2021ブエルタ・エスパーニャがついに最終週に突入する。今日は第16ステージだ。そしておそらくピュアスプリンター勢にとっては最後の平坦ステージだ。
ちょっとした山がぽつぽつとある感じだが、どれも標高は高くなく、100km地点から始まる3級山岳が最高で400mぐらいか。なおその山岳は登坂距離4.2kmで平均斜度は6.5%。
クライマーにとってはなんてことないだろうが、スプリンター的にはちょっとつらい感じか。だがそこで遅れてもそこからゴールまではまだ80kmあるので挽回は可能だろう。
ラストはきちんと平坦。安心してください。平坦です。重要なことなので2回(ry
よって今日はゴール前スプリントになるだろう。もちろん優勝候補はファビオ・ヤコブセンだが、先日の第13ステージではゴール直前でガス欠。脚がまわらなくなる事態になり急遽チームは代役としてアシストのセネシャルがスプリントということがあった。
ヤコブセンは復活後も1週間程度のステージレースは走ってきた。しかし、グランツールはこのブエルタが復活後の初。ひょっとしたらまだグランツールを走りきれるだけの準備ができていなかったのかもしれない。肉体がまだ3週間を走り続けるのに慣れていないというか。
昨日の休息日でどれだけ回復できているか次第だが、可能性としては今日も終盤で脚に力が入らなくなるといった状況も考えられる。グランツールは通常のステージレースとは異なる肉体的ストレスなどがあるらしい。
ただヤコブセンがダメになってもやはり他のメンツで勝つことも可能というのがDeceuninck-QuickStep。その場合は誰でスプリントするのかを予想するのも楽しくなるだろう。
なお明日からの第17、第18ステージは本格山岳ステージ。どちらも超級山岳ステージだ。
そして第19ステージは丘陵ステージ。第20ステージはまた山岳ステージ。そして最終日の第21ステージは個人TTなので、純粋なスプリンターのためのステージは今日で最後となる。