エガン・ベルナルは太りすぎだった?ブエルタで不発だった原因。2021ブエルタ・エスパーニャ
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今年のブエルタはプリモシュ・ログリッチが安定感抜群の強さを発揮し、危なげなく三連覇を達成。Jumbo-Vismaとしても盤石の体制のままレースを終えることに成功。ログリッチ個人としてもチーム全体としても間違いなく最強だったと断言できる。
It comes down to a reduced bunch sprint in Córdoba – @Eganbernal and @AdamYates7 finish safely in the front group as Cort Nielsen wins stage 12 #LaVuelta21 pic.twitter.com/yAe6WAczIh
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) August 26, 2021
一方で、ライバルとして目されていたチームイネオスは、ツールに続きこのブエルタでも完敗。チームの戦略としてチームSky黄金期を象徴する山岳トレインが全く通用しなくなり、選手個人としてもアダム・イエーツ、そして今年のジロを制したエガン・ベルナルが不発だった。
本来の力を発揮できたとは言えないベルナルだったが、その原因はどうやら「太り過ぎ」だったことのようだ。
海外メディアのポッドキャスト(Podcast:ネットラジオ)The Cycling Podcast「Stage 21 | Padron – Santiago de Compostela | Vuelta a España 2021」において、そう語られている。
→ポッドキャスト:The Cycling Podcast「Stage 21 | Padron – Santiago de Compostela | Vuelta a España 2021」
このポッドキャストの当該エピソードの40分以降から聞いてみて欲しい。43分ぐらいからベルナルの体重の話が出てくる。
It’s fourth for @Eganbernal after another tenacious, attacking performance on Altu d’El Gamoniteiru as Lopez wins stage 18. @AdamYates7 is close behind in a chase group – finishing 10th #LaVuelta21 pic.twitter.com/0OgQE5C2KP
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) September 2, 2021
このポッドキャストではベルナルにインタビューをしていて、ベルナル本人が語った内容として、ブエルタ前に2~3キロ体重が増えていたと述べている。おそらくそれが登りでの弱さにつながったと思われる。
なぜ体重が増えたのか、その原因も語られていて、ジロの後にコロナに感染したことが原因だと述べている。
というのも、コロナに感染しそれが治った後もしばらくは高い強度のトレーニングができなかったらしい。40分トレーニングするともう完全に肉体がダウンしてしまい、トレーニングをしっかりと積んでブエルタに向けて準備ができなかったようだ。それがブエルタにも影響を与えたのだろうと述べている。
またジロ後は1週間だけ休んでトレーニング再開という予定だったが、そのコロナ感染により3週間の休みとなってしまった。そんなこんなでトレーニング不足により体重もベストな状態から2~3キロ増えてしまったというわけだ。