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今週末の日曜日は「北の地獄」ことパリ~ルーベ。ロードレース最高の地獄の日曜日だ。昨年はコロナ禍で日程変更後も結局中止。今年も日程変更となったが無事に開催される。つまり2年ぶりの開催となる。選手もファンも誰もがこの2年、最も待ち望んでいたレースかもしれない。
そんなパリ~ルーベの名物はやはり未舗装路と危険過ぎる石畳の組み合わせ。当日に向けて現在も急ピッチで石畳職人たち(?)によってその整備が行われている。わざわざご丁寧に石畳を掘り返す・作り出す作業である。
そんなコースだけに気になるのが当日の天気予報だが、ついさっきグーグル検索してみた。その画像を見て欲しい。
土曜日は女子レースが、そして日曜日は男子レースが開催されるのだが、ご覧のとおり雨だ。しかもその日だけじゃなてく金曜日も雨。つまりけっこうウェットな路面のレースとなることが予想される。
雨と低温と風、泥と滑る石畳と、そして前方の選手から跳ね上げられる泥水という地獄が選手と観客たちを待っている。
パリ~ルーベが本格的な雨となるのはかなり珍しい。最後に雨らしい雨となったパリ~ルーベはヨハン・ムセウが優勝した2002年の前年の2001年。本当に雨となれば20年ぶりの雨のパリ~ルーベとなる。
雨になれば、ただでさえ危険なレースがさらに何倍も危険なレースとなること必至。優勝候補の選手らにとっては「おいおい、雨とかやめてくれよ」かもしれないが、ダークホースや全くノーマークの選手らにすれば「チャンス!」かもしれない。チームの作戦も変わってくるだろう。
優勝予想は本当に不可能。地獄に降る雨はいったい何をもたらすのか?