チームEFのシュテファン・ビッセガーが契約延長

チームEFが23歳のスイス人、シュテファン・ビッセガー（Stefan Bissegger）との契約延長を発表した。チームのツイッターをどうぞ。

ビッセガーは2020年の8/1からチームEFに所属した若者。それまではスイス・レーシング・アカデミーというコンチネンタルチームに所属していた。今回の延長で、2024年までビッセガーはEF-Nippoで走ることになった。

ビッセガーといえば今年のツール・ド・フランスでグランツール初デビューを果たしたのが記憶に新しいところ。TTスペシャリストとしてツール第20ステージの個人TTでは見事に5位でフィニッシュ。そして3週間を最後まで完走。さらにその後の世界選手権でも個人TTで7位という結果を残した。

また地元のビッグイベントであるツール・ド・スイスでは、初日の個人TTで2位、第4ステージでは嬉しいステージ優勝を、さらには大会通じてポイント勝を獲得という素晴らしい結果を残している。

来年もグランツールに出場する可能性は高く、ひょっとしたら複数のグランツールに出場する可能性もある。ステージ優勝は難しいだろうが、TT能力を生かしたプロトンの牽引や単独の逃げが多く見られるようになるかもしれない。

体格的には身長178cmなのでクラシックを制するにはやや小柄とも考えられるが、やはりTTスペシャリストはクラシックでも強みがある場合も多いので、今後はクラシックでの走りも期待したいところ。

なお本人は、

“I have big plans in my mind for next season, and hopefully they will play out,”

訳「来年については大きな計画が心の中にあるんよ。きっちりやり遂げられるとええなと思ってる」

果たしてこのビッグプランとは？