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来年から古巣のアスタナへ戻るヴィンツェンツォ・ニバリ。メッシーナの鮫と呼ばれたイタリアのエースももう36歳になった。
そんなニバリは引退前の最後の1年となるかもしれない来シーズンは、ロードレース界最高の地獄であるパリ〜ルーベに出場したいと思っているようだ。また、MTBのレースにも出場したいと考えている。
情報源:CICLISMO Vincenzo Nibali: “Podio al Giro d’Italia? Perché no…Vorrei fare mountain-bike e Parigi-Roubaix”
情報源記事でのインタビューでは、今年まで2年間過ごしたアメリカのワールドツアーチームのトレック・セガフレードでの生活は新コロナの感染拡大という状況下もあり、言語の面もふくめてなかなか思っていたとおりには上手くいかなかったと述べている。
チームに移籍した当初は良い場所を選んだという実感があったようだが、少しずつ心理的にも肉体的にも停滞していった感じがあったらしい。
そして引退前の最後のチームとなるであろうアスタナでの来年は、まずパリ〜ルーベに参戦したいとの思いが強くあるようだ。ニバリはもともと若い頃はMTB畑で育ったこともあり、悪路でのライディングテクニック(下りの上手さにも定評あり)もある。
実際に2014年のツール・ド・フランスではパリ〜ルーベの石畳が登場したが、まさにそのステージで爆走してタイムを稼ぎ、そのツール総合優勝への礎とした。
ニバリはストラーデ・ビアンケやロンド・ファン・フランデレンには出場経験があるものの、パリ〜ルーベには出場したことがない。そこで引退前最後の記念としてパリ〜ルーベを走りたいという想いがあるのだろう。石畳を上手く走れる技術があるのは2014のツールでも証明ずみだ。
また来年のツール・ド・フランスにもパリ〜ルーベの石畳が登場する。そこで来年はひょっとしたら母国のジロ・デ・イタリアだけでなくツール・ド・フランスにも出場する可能性が?
さらに、ニバリはMTBのレースのも出場してみたいとも述べている。ただそれは本気で勝ちに行くとかではなくあくまで純粋に楽しみたいという気持ちによるもの。ひょっとしたら引退後はシクロクロスレースにも出場したりするかも??