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イネオスの若返り加速。21歳のドイツ人キム・ハイドゥクと22歳の英国人ベンジャミン・ターナーと契約

イネオスの若返りがさらに進む。21歳のドイツ人と22歳の英国人と契約

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イネオスへの移籍ニュースを2つ連続で紹介したが、またまたイネオスの契約情報となる。さきほどはエリア・ヴィヴィアーニとオマール・フライレについてのニュースだったが、今回は若い才能の移籍だ。

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1人はドイツ人21歳のキム・ハイドゥク(Kim Heiduk)、そしてもう1人が英国はヨークシャーの22歳、ベンジャミン・ターナー(Benjamin Turner)だ。

ドイツ人のキム・ハイドゥクは今年までコンチネンタルチームLotto-Kern Hausに所属していて、今年のU23ドイツ選手権ロードレースの王者という実力者だ。契約期間は2年で2023年まで。イネオスでは、昨年引退したクリスチャン・クネースに続く2人めのドイツ人選手か。

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ハイドゥク曰く、クネースとも以前走ったことがありいろいろ話をしたこともあって、それ以来ずっと連絡を取り続けている仲だったようだ。

これまでの戦績を見るとガチのスプリンターというわけではないが、本人としてはスプリント力ある選手と自認している。ただワールドツアーでどれだけ通用するスプリント力なのかはやってみないとわからないというのが本人の考え。

ただ、そのスプリント力を生かしてまずはクラシックで活躍をしたいもよう。少数集団でのゴール前スプリントに勝機を見出すか?

次にヨークシャー人のベンジャミン・ターナーだが、こちらはトム・ピドコックのようにロードレースもシクロクロスもいける22歳。こちらも2年契約で2023年まで。

予想通りというべきか、やはりかつてトム・ピドコックが所属していたトリニティ・レーシング(Trinity Racing)で今年まで走っていた選手。いよいよ母国最強チームへと上り詰めた。

ターナーは、「まずは次の1年で、自分がどんなタイプのレースで通用する選手となれるのかを見極めたい」と話す。

10代の頃からベルギーに渡ってロードレースよりはシクロクロスに注力していたようだ。いわばベルギー育ちの才能とも言えるわけで、その将来性に大きく期待できそうだ。2017年のジュニアシクロクロス世界選手権では優勝したトム・ピドコックに続いて3位。また今年のU23イギリス選手権では個人TTで2位。よってTTの実力も高い。

どんな選手へ育つのか楽しみな選手の1人だ。

今年のイネオスはこれまでも、19歳のアメリカ人マグナス・シェフィールド(Magnus Sheffield)、英国の20歳のベン・トゥレット(Ben Tulett)、オーストラリアの20歳ルーク・プラップ(Luke Plapp)といった若い才能を意欲的に獲得。チームの若返りをどんどん推し進めている最中といえよう。

そこに今回の2名が加わることで、チームの平均年齢が一段と下がることになろう。

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