今年のジロ第11ステージ優勝の21歳マウロ・シュミットがQuick Step-Alpha Vinylへ移籍
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今年のジロ・デ・イタリア第11ステージで勝利を挙げたクベカ・ネクストハッシュのマウロ・シュミット(Mauro Schmid)が、Quick Step-Alpha Vinylに移籍することが発表された。チームツイッターをどうぞ。
In May, he made the headlines when he won the famous Giro d’Italia gravel stage in Montalcino.
— Deceuninck-QuickStep (@deceuninck_qst) November 11, 2021
Now, he signed a contract with the Wolfpack!
Read more about him and join us in giving a warm welcome to 21-year-old Swiss @mauro_schmid: https://t.co/BmqPMlFf9q pic.twitter.com/GefBTZJaRY
チーム消滅に揺れるクベカ・ネクストハッシュから、21歳のスイス人が脱出することに成功した。
上述のようにマウロ・シュミットは、今年のジロ第11ステージで優勝した期待の若手。その日は、あのストラーデ・ビアンケのコースの美しいグラベルが含まれた難しいステージだった。そのときのハイライト動画をどうぞ。
今年プロ1年目でグランツールで初ステージ優勝といううれしぎる結果を出したシュミットだが、もともとはマウンテンバイクとシクロクロス出身。だからこそグラベルコースを難なく逃げられた。本人もゴール後にこのステージに照準を合わせていたと語っている。
契約は2年で2023年まで。
Quick Step-Alpha Vinylにまた若く、力のあるクライマーが加わることになる。エヴェネプールと同世代で、しかも今後グランツールでアシストもステージ優勝もできる選手。
今後総合系チームへと変貌していくことが確定しているQuick Step-Alpha Vinylにとって有望な選手となろうか。(関連記事:Deceuninck-QuickStepにルイス・フェルファークが加入。パトリック・ルフェーブルが明言「チームはグランツール総合優勝を狙うべく変化する」)