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チーム消滅の危機が迫っている南アフリカのワールドツアーチームのクベカ・ネクストハッシュ(Qhubeka-NextHash)。イタリアのベテランクライマーのドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(Domenico Pozzovivo)は、まだチーム存続の可能性はあると信じているようだ。
情報源:Pozzovivo hoping Qhubeka-NextHash can find a new sponsor for 2022
イタリアの自転車メディアBiciProによるインタビューで、ポッツォヴィーヴォは「まだチーム存続の可能性はあるし、自分としてこのチームに残留したい。事態が解決しそうな感じはする」と述べている。
ポッツォヴィーヴォはもう39歳。しかしこれまで多くの大舞台でニバリなどエースを支えてきた実力は本物のスーパーアシストの1人。
引退せざるを得ないような大怪我からの復帰も果たして現役を続行している。
今回のコメントが本心か建前なのかはわからないが、少なくとも彼についてはまだ移籍先などの発表はない。したがって現役続行には今のチームに残留するしか選択肢がない状況なのかもしれない。
また、「チーム消滅なら、自分としてはプランBはない(他チームとの契約はない)。よって引退という可能性がある」とも述べている。
上述のイタリアメディアBiciProによると、メインスポンサーが見つかれば、バイクスポンサーBMCとチームカーのスポンサーであるメルセデスがスポンサーを続けるということになっているようだ。ただ逆にいえば、それら両者はメインスポンサーになるつもりはなく、今以上の予算をチームに支出する予定はないとのことになる。
ワールドツアーライセンスを申請する最終期限は今月の末だろうと思うが、はたしてクリスマスの奇跡は起こるのか?