ジュリアン・アラフィリップがツール総合優勝を将来的に狙う可能性を否定せず
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フランスのヒーローにして、世界選手権二連覇を達成したジュリアン・アラフィリップ(Julian Alaphilippe)。プロトンにおけるスーパースターの1人。
アラフィリップは来年のツールについても総合優勝ではなく、これまで通りにステージ優勝を狙うと発言しているが、一方で、先日イタリアのガゼッタ紙では、「いつかツールの総合優勝を狙いたい」という発言をしている。
情報源:Alaphilippe: “Due mondiali? Nemmeno pensavo di fare il professionista…”
アラフィリップはこれまで世界選やモニュメントなどのワンデイレースとグランツールのステージ優勝を狙うことを最優先目標としてきた。
しかし、2019年のツール・ド・フランスではまさかまさかのマイヨ・ジョーヌの長期間死守。1985年のベルナール・イノーを最後に途絶えている、ひさしぶりのフランス人によるツール総合優勝の夢を見させてくれた。
2019ツール・ド・フランスの総集編動画がこちら。
今回の発言についてアラフィリップがどこまで本気でそういったのかはわからないが、Deceuninck-QuickStepのボス、パトリック・ルフェーブルは「チームは今後つランツール総合優勝を狙うチームへ変革させていく」と明言している。
それは将来チームを背負うレムコ・エヴェネプールにグランツールを獲らせるためでもあるが、ひょっとしたら、再来年にはまずジュリアン・アラフィリップでグランツール総合優勝を狙うことも可能性としてあるのではないだろうか。
もちろんアラフィリップに合うコース次第でもあるが、その場合はツールをいきなり狙うのではなく、ジロかブエルタという可能性もある。