ミケル・ニエベがCaja Rural-RGAへ移籍。ジュニア＆U23時代を過ごした想い出のチームへ復帰

今年までバイクエクスチェンジで走っていたスペイン人クライマー、ミケル・ニエベの移籍が発表された。移籍先は、母国スペインのProTeamでCaja Rural-RGAだ。同チームのツイッターをどうぞ。

現在37歳のベテランスペイン人クライマーはこれまで来年度の契約がなく、ひょっとしたら引退かとも思っていた人も多かったかもしれない。だが、今回の発表で現役続行が確定となった。

実はニエベはプロ転向前のジュニア時代とU23時代にはCaja Rural-RGA（当時はCaja Rural amateur）で走っていたことがあり、いわば懐かしい古巣への復帰とも言える。

想い出の場所への復帰となるわけだが、来年プロ15年目となるので、キリがいいといえばキリがいいか。

ニエベは2008年にOrbea-Orca SDAでコンチネンタルチームに入り、翌年にはバスクのオレンジ軍団エウスカルテル・エウスカディと契約。そして2014年にはあのチームSkyへ。2018年からはバイクエクスチェンジ（当時はミッチェルトン・スコット）で走ってきた。

グランツールの戦績という点ではジロとブエルタで複数回の総合成績トップ10入りを誇る。

来年からスペインチームのProTeamということでジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスについてはワイルドカード枠での招待はあまり期待できないだろう。しかし、スペインのグランツールのブエルタについては参戦が期待できるのではないだろうか。

なおCaja Rural-RGAについては、来年度からチームバイクが変わる。これまでイタリアンブランドのグエルチョッティ（Guerciotti）だったのが、来年からはスペインブランドのMMRへ。こちらは昨日記事にした。次の関連記事をまた読んでおいてほしい。

関連記事：来年からスペインブランドMMRがCaja Rural-RGAへバイク供給へ。イタリアンブランドのグエルチョッティ（Guerciotti）から変更