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イタリアンスプリンターのヤコブ・マレツコ(Jakub Mareczko)が、ProTeam最強チームのアルペシン・フェニックス(Alpecin-Fenix)へ移籍することが発表された。同チームのツイッターをどうぞ。
📢 Jakub Mareczko has signed a 2-year contract with #AlpecinFenix!
— Alpecin-Fenix Cycling Team (@AlpecinFenix) December 5, 2021
🗣️ “The team is specialized in sprints & one-day races and do great lead-outs. I’m convinced it’s a good choice for me to come here. I’m curious to find out how well I can do sprinting in the Alpecin-Fenix kit.” pic.twitter.com/vvSPxgbq7U
ヤコブ・マレツコといえば、コロナの影響で2020年に消滅したかつてのワールドツアーチームのCCC(CCC Team)に所属していたスプリンター。現在27歳のイタリア人。
今年はProTeamのVini Zabùで走っていたが、来年からはProTeamカテゴリーの最強チーム(ぶっちゃけほとんどのワールドツアーチームよりも強い)であるアルペシン・フェニックスで走ることになる。二年契約だ。
アルペシン・フェニックスといえば、スプリントとワンデイレースに特化したチームであり、マチュー・ファン・デル・プールに加え、ティム・メルリール、ヤスパー・フィリプセンといったスプリンターの2枚看板を擁するわけだが、そこにさらにマレツコが加わることで、さらにスプリンター層が分厚くなる。
これら4名がどういった役割分担を果たして、どのような化学反応を起こすのか楽しみだ。マレツコ以外は今年と同じようなレーススケジュールとなるのかもしれないが、マレツコの加入でスプリンターのチーム内競争が激しくなり、彼の活躍次第では、今年のツールに出場していたメルリールとフィリプセンのどちらかはその選考から漏れるかもしれない。
そうしたチーム内競争の活発化という要素も考慮してのマレツコ獲得なのかもしれない。