バーレーン・ヴィクトリアスのラファエル・バルスが引退
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バーレーン・ヴィクトリアスの34歳のスペイン人、ラファエル・バルス(Rafael Valls)が引退を発表した。チームツイッターをどうぞ。
Thank you @RafaVallsFerri !
— Team Bahrain Victorious (@BHRVictorious) December 20, 2021
He retires from cycling after 11 seasons in the WorldTour.
🗣️ “After suffering several crashes over the years, I don’t think I’m in the mindset to compete at the highest level I want to”.
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🔗 https://t.co/6cYn6kGVBM pic.twitter.com/Z2TZh14ZvV
チームとの契約は来年も残っていたのだが、それを前にして今年限りでの引退となった。
なぜそのような決断をしたのかというと、それは相次ぐ怪我によって今後も満足できるレベルの走りができないと本人が判断したからだ。
ラファエル・バルスは昨年のコロナ初年度の2020ツール・ド・フランスにも出場していたが、コロナとは別の要因で惨劇の舞台となった第1ステージで転倒し骨折。第2ステージを出走できずにたった1日でリタイアとなってしまった。
その負傷が原因で昨シーズンはパーに。ツール以後は全くレースに出場できなかった。
しかし今年はジロ・デ・イタリアに出場。バーレーン・ヴィクトリアスの快進撃を覚えているだろう。エースのミケル・ランダを第5ステージの落車で失ったもののジーノ・マーダーのステージ優勝や、全く予想だにできなかったダミアーノ・カルーゾの総合2位フィニッシュという栄光を支えた。
しかし、上述のように連続した負傷の結果、プロとして本人が納得できるレベルの走りがもうできないと考えたようだ。そして引退の決断となった。
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