堕ちた英雄ヤン・ウルリッヒ、薬物・アルコール依存症が再び。
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ロードレースにおけるドイツ人のレジェンドといえば、ヤン・ウルリッヒ。ツール・ド・フランスとブエルタ・エスパーニャで総合優勝。世界選手権でもタイムトライアルで優勝、そしてシドニーオリンピックではロードレースで金メダルを獲得。
ただそういった栄光にはドーピング疑惑があり、それが原因となって引退を余儀なくされた。
そんな彼だが、引退後は酒と薬物に依存するようになった。警察に暴行沙汰で拘束されるなどの事件も起こしている。病院で依存症の治療を受けたりしていた彼だが、根本的に依存症は治らないまま。これまで何度も警察沙汰になったりの事件を起こしながら生きてきた。
そしてまた今月の初旬に薬物とアルコール依存でメキシコの病院に運び込まれる事態となった。
情報源:Jan Ullrich vom Flugzeug in die Klinik
メキシコといえば薬物の最前線。南米で製造されたドラッグがメキシコへ運ばれ、メキシコからアメリカへというのが典型的なルート。
メキシコに滞在中のウルリッヒは、記事によると自身の誕生日を祝っていたらしい。・
そしてその誕生日パーティーでアルコールと薬物をおそらく同時に、かつ大量に取り込んだのだろう。現地のメキシコの病院に入院。その後ヨーロッパに戻った。これからはスイスの診療所で依存症の治療を受ける予定とのこと。
ただ今回使用したクスリの種類は不明。覚醒剤なのか、普通の薬なのか不明。
ライバルのランス・アームストロングはドーピングの巨悪で主人公だったが、ドーピングを自白し、レース界から去った後はわりと健康的な生活をしているように思われる。やはりメンタルも最強なのか。
一方でヤン・ウルリッヒはこのようにクスリと酒に溺れる人生に。
なんとも人生はわからないものだ。