オミクロン株に備える石畳クラシック
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新コロナの変異株の1つオミクロン株が猛威を振るっているのはいうまでもないが、このままではヨーロッパでの石畳クラシックレース群にも影響を及ぼすかもしれない。
そんな中、それらレースの主催者側は当局が決定しているコロナ対策をふまえて動き出している。
オンループ・ヘット・ニュースブラッド(Omloop Het Nieuwsblad)の主催者フランダースクラシックと、クールネ~ブリュッセル~クールネ(kuurne-Bruxelles-Kuurne)の主催者のスポルティングクラブ・クールネは、それぞれコロナ対策についての検討を進めているようだ。
ベルギー政府はスポーツイベントは無観客とするように決定し、現在のシクロクロスレースはそれにそって開催されているが、その政府方針はとりあえず1月28日まで続けられるようだ。そのため、オンループとクールネの主催者側はそれらレースの開催日(2月後半)までにはその制限がなくなるよう期待はしている。
しかしその期待どおりになるとは誰もわからない。そこでまずVIPテント・VIPエリア(VIPヴィレッジ)は両レースともなくすことを決定。
このように前もって動いておくことで、不要なコストを事前にカットすることもできる。
なおオンループの主催者フランダースクラシックによると、オンループでの今回の措置は他のレースには影響を与えず、それらのレースでは今後どうなるかは不明。
さらにクールネの主催者は、プランBとして、仮に観客ありでのいつもどおりの開催が可能となった場合はVIPに対しては、VIPテントの代わりとなるなんらかのサービスを用意しようと検討しているとのこと。ただそれが何かはまだ秘密。なんだろう?高級ワイン飲み放題とか?
現時点ではまだ春の石畳戦線は開催される予定のまま。なんとか観客ありで開催できるようになってほしい。