ガビリアの相棒マキシミリアーノ・リケーゼが引退の可能性
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チームUAEに所属する38歳のアルゼンチン選手でベテランスプリンターのマキシミリアーノ・リケーゼ(Maximiliano Richeze)。クイックステップ時代から今のチームUAEでもコロンビアンスプリンターのフェルナンド・ガビリアの女房役として活躍。ガビリアの勝利を支えてきた。
リケーゼ自身も2007年のジロ・デ・イタリアではステージ優勝を挙げている(アレッサンドロ・ペタッキのドーピング疑惑による記録剥奪のものも含む)。
しかしそんな彼のチームとの契約は今年いっぱい。そして契約更新の話はなくチームから放出される。もう大晦日だが、現時点で移籍先の発表はない。
そんなリケーゼだが、来年もワールドツアーチームで走ることが最優先。それが叶わぬならば引退もありうるようだ。
情報源:“Siempre di todo en mi carrera”
この地元アルゼンチンメディアのDiario de Cuyoによるインタビューで、UAEとの契約更新がなくチームを去らなければならないことについてどう思うと質問され、次のように答える。
Me lo tomé con calma. Me relajé bastante. Ahora estoy hablando con otros equipos pero estoy tranquilo. No tengo nada firmado, pero estoy disfrutando de la bici. Ya tengo 38 años, la idea era seguir un año más porque me siento bien pero en caso de que no consiga equipo y tenga que dejar este año, no será un problema tampoco.
訳「気持ち的には落ち着いているし、のんびりしてるで。他チームとは交渉してるけど、今はあれこれ騒ぐ状態じゃないね。まだどのチームともサインはしてないよ。でも自転車は楽しめてる。すでに38歳になったけど、もう1年やりたいね。まだまだ走れる肉体やしね。でも、もしどこのチームとも契約できないならば引退やろね。それでも別に問題はないけどね」
で、この交渉相手の中にはいくつかのワールドツアーチームがあるらしい。リケーゼとしてはワールドツアーチームで走り続けたい気持ちがある。なぜならトップチームで走ることがモチベーションになるから。引退目前の彼の意欲を支えるものとなるから。
よってワールドツアーチームと契約ができなければ引退という考えのようだ。