ワウト・ファン・アールトがベルギーチャンピオン、マリアンヌ・フォスがオランダチャンピオン。2021-2022シクロクロス
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ユンボ・ヴィスマの男女の二人がそれぞれシクロクロスのベルギーチャンピオン、そしてオランダチャンピオンに輝いた。その男女とはもちろんワウト・ファン・アールト(ベルギー)、そして世界王者ルシンダ・ブラントを下したマリアンヌ・フォス(オランダ)だ。
🇧🇪 #BKveldrijden 🇳🇱 #NKveldrijden
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) January 9, 2022
National titles for @WoutvanAert & @marianne_vos 😃🚀
Read more in our report! ✍🏼⤵️
参照:Vos beats Brand to win Dutch cyclo-cross national title
参照:Wout van Aert wins Belgian ’cross championship
ワウト・ファン・アールトはゼッケンナンバー1をつけて登場。最前列スタートから飛び出し、最初の登りを越えて、そのままMiddelkerkeの海岸の砂浜コースを爆走。結局終始ほぼ独走のままゴール。誰にも追い抜かれることなく、シクロクロスの今シーズンの調子の良さ・強さを見せつけた。
なお、背中・腰の故障で療養中のマチュー・ファン・デル・プールと同様に、ファン・アールトも世界選手権には出場しない。今後はロードレースに向けた調整を最優先にするからだ。
オランダのRucphenで開催された女子のオランダ選手権では、マリアンヌ・フォスがライバルで現シクロ世界王者のルシンダ・ブラントを撃破してのオランダチャンピオン。
フォスとブランドは1周目からライバルたちに差をつける積極的な走り。だがライバルたちも追いつく。その後はちょっとのミスが命取りとなる高速コースだっただけに、少しのミスで遅れる選手も。フォスはほぼ完璧な走りを続け、2周目でアタックをしかける。ブランドが途中まで食い下がるも少しずつ遅れていき、フォスの独走劇が完成し、そのままゴールへ。
なおイギリスでは、トーマス・メイン(Thomas Mein :Tormans Cyclo Cross Team)が男子のシクロクロスイギリス王者に輝いた。東京五輪MTB金メダリストのトム・ピドコックは今月末のシクロ世界選手権への調整を最優先にするため、イギリス選手権には出場していなかった。