ポガチャルらUAEの選手がコロナワクチン接種を全員完了。チームキャンプも感染者ゼロで無事終了。
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猛威を振るうオミクロン株だが、タデイ・ポガチャルを含むチームUAEの選手は全員がワクチンの接種を完了したとのこと。チームドクターが明らかにした。
情報源:UAE Team Emirates taking no chances with COVID-19
チームUAEはスペインで70~80人の大所帯で12日間もトレーニングキャンプを実施していたのだが、コロナ感染はゼロという結果で無事にキャンプを終了することができた。これにはチームドクターも「驚くべきことだ」と驚嘆。
もちろんキャンプ中はかなり感染に気を使ってスタッフや選手らによる徹底した努力・工夫が、無事にキャンプを終えられた大きな要因だろう。
振り返ればコロナ元年となった2020年のシーズンでは、その2月のUAEツアーでチームのスプリンターのフェルナンド・ガビリアがコロナ感染となり、スポーツ業界として、そしてプロトンとしてもまさにコロナが騒がれだした最初期の事例として注目と危機感を集めた。
そういった過去の経験上、チームUAEはどこのチームよりもコロナ予防に注力しているのかもしれない。
実際チームUAEは全員ワクチン接種を終えているが、男子ワールドツアーチームのワクチン接種率は昨年12月の段階では79%と差がある。
関連過去記事:ワールドツアーチームのワクチン接種率は?グレッグ・ファン・アーヴェルマート「ジョコビッチとは違う」
またこの過去記事でも紹介したようにUCIが導入するUCI版「ヘルス・パス」(ワクチンパスポート的なもの)では、基本的にはワクチン接種がレースの出場条件になるようなので、チームUAEはすでにそのUCIの方針に対する用意は完了したと言える。