イヴァン・ソーサ「イネオス時代のことはあまり話したくない」
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かつてはエガン・ベルナルに並ぶ才能として期待されていたコロンビア人クライマーのイヴァン・ソーサ(Ivan Sosa)。
イネオス(チームSky)と契約する前はイタリアの名門チームのアンドローニ(当時Androni-Sidermec-Bottecchia)でベルナルとチームメイトだった。
しかし2019年から作年までのイネオス(チームSky)の三年間は周囲の期待とはずいぶん異なる結果しか残せなかったという印象は拭えない。
その間は結局一度もツール・ド・フランスに出場することはできなかった。たしかに2019年にジロ・デ・イタリア、2020年にブエルタ・エスパーニャに出場したものの、作年はグランツールに1つも出場できないまま終わった。
本来の才能からすると不本意な三年間だったと言わざるを得ない。
そして今年からは新天地モビスターで走ることになっているが、作年までの三年間については「あまり話したくない」と述べる。
情報源:Iván Ramiro Sosa: “Puedo hacer podios en grandes, este año iré al Giro”
ソーサは、そのような作年グランツールに1つも出場できなかったことを含めて、イネオス時代については次のように話す。
Me dolió mucho. El equipo estaba enfocado en otro tema y fue más cuestión suya. Fueron pasando cosas, tampoco quiero hablar demasiado sobre eso. Todo sirve como aprendizaje.
訳「去年グランツールに全く出場できなかったことは、だいぶキツかった。自分が考えてることとチームの考えは違ってたし、チームとしては自分以外に集中してた。まぁいろいろあったけど、それについてはあんまり話たくないね。良いことも悪いこともすべて経験やと思ってる」
そう語るソーサだが、今年はまずジロ・デ・イタリアを目標とするようだ。そこではアレハンドロ・バルベルデに並んでライバルたちと優勝を争いたいようだ。イネオスからはリチャル・カラパスやサイモン・イエーツの出場が見込まれる。
ソーサ曰く、「ジロは自分に向いてる。山が多いし。総合成績も視野にいれつつステージ優勝を狙いたい」。
まだまだ若いだけに今後の飛躍は十分可能。モビスターで総合エースとして育てば、イネオス、ユンボ・ヴィズマ、UAEに対抗する勢力としてグランツールをおもしろくしてくれること間違いない。