【2022シクロ世界選】トム・ピドコック「誰にもチャンスがあるレースになる」
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いよいよ今月末29日~30日のシクロクロス世界選手権が迫ってきた。場所はアメリカのアーカンソー州フェイエットビル。男子レースでの二強、マチュー・ファン・デル・プールとワウト・ファン・アールトはともに欠場を発表。前者は背中・腰の故障からの回復優先、後者は早春からのロードレースに向けたトレーニングと調整を優先するからだ。
一方でもう1人の優勝候補といえば、東京五輪MTB金メダリストでINEOS Grenadiersに所属のトム・ピドコック(Tom Pidcock )。本人曰く「いいコンディションで世界選本番を迎えられそう」。
情報源:Tom Pidcock: My condition will be good for Worlds
“My condition will be good next week. It’s going to be a hard, fast race and a good battle. Everyone is in with a chance, it’s going to be interesting next week,”
訳「自分のコンディション的には、いい感じで本番を迎えるにことになるわ。タフで高速でおもしろいレースになりそう。どの選手にも可能性があると思う。きっと世界選は楽しいことになるで」
上述のようにマチューとファン・アールトという二人の絶対的優勝候補がいないことで、優勝や上位を諦めていた選手にもチャンスが巡ってくる可能性が高くなった。
例年以上にみんな血眼になって表彰台を狙うのではないだろうか。そうなるとレースの混沌度もあがり、波乱ぶくみの展開となる可能性も出てきて、思わぬ選手が、特に若い選手がなんかのひょうしで勢いづいてそのまま優勝というのもあり得る。見る側も楽しいレースとなるだろう。