カヴェンディッシュはツアー・オブ・オマーンでシーズイン。マスナダで総合成績を狙う
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昨年度のツール・ド・フランスで本来エーススプリンターとして出場するはずだったサム・ベネットが「なぜか」欠場し、代役としてツール出場となったマーク・カヴェンディッシュ。そこで伝説的な復活劇を遂げたのは記憶に新しいところ。
その後は今年に向けた契約交渉でいろいろ取り沙汰されることが多かったが、無事に契約も終わり新年をスタート。そして、今年のシーズンインはツアー・オブ・オマーンとなるようだ。チームツイッターをどうぞ。
Did you miss @MarkCavendish?
— Quick-Step Alpha Vinyl Team (@qst_alphavinyl) February 6, 2022
He’s back in action next week, at the @tourofoman!
Read more about it and discover our team for the six-day race: https://t.co/Fhs5b4gqD1
Photo: @BeelWout pic.twitter.com/5PwEGsExZt
カヴェンディッシュがツアー・オブ・オマーンで勝利を挙げたのは2011年にまで遡る。もう10年前か。
チームの声明は次のとおり。
“The Tour of Oman is back and comes with a nice course, with many stage finishes already used at many of the previous editions. We will try to be in the mix with Mark in the bunch sprints, and if possible, do something with Fausto in the general classification. He has just returned from a training camp and is motivated to kick off his season. Overall, we go there with a solid team, capable of getting some good results”, said Quick-Step Alpha Vinyl sports director Klaas Lodewyck.
この声明によるとチームとしてはカヴェンディッシュでスプリント勝利を、そして増田ことファウスト・マスナダが総合成績を狙う計画のようだ。
出場予定選手は次の6名。
- Mark Cavendish(イギリス、36歳)
- Fausto Masnada(イタリア、28歳)
- Mauro Schmid(スイス、22歳)
- Stijn Steels(ベルギー、32歳)
- Stan Van Tricht(ベルギー、22歳)
- Ethan Vernon(イギリス、21歳)
このうち、Stan Van Trichtは昨年までクイックステップの研修生で今年から晴れて新人プロになった選手。スプリント力があってクラシックも得意な選手のようだ。よくいえばジュリアン・アラフィリップみたいな感じだろうか。
またEthan Vernonも新人プロで、若い頃からトラック競技で強さを発揮していた選手。それゆえか個人TTも強い。
このようにツアー・オブ・オマーンでは、クイックステップは若い選手に経験を積ませる目的もあると思われる。カヴェンディッシュがベテランとしてチームを率いてレース中に指示を出すこともあるだろう。