ブランドン・マクナルティ「去年よりかなり強くなった」
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最近はアメリカ出身の次世代ロードレースプロ選手が目立っている。その筆頭はユンボ・ヴィスマのセップ・クス(Sepp Kuss)だろうが、UAEに所属する23歳の若者ブランドン・マクナルティ(Brandon McNulty)も注目すべき存在だ。
マクナルティは昨日終わったヴォルタ・アン・アルガルヴェで総合3位でフィニッシュ。最終日の山頂フィニッシュステージでは、1位のセルヒオ・イギータ(Sergio Higuita)、2位のダニエル・マルティネス(Daniel Martínez)に続いて3位に入った。
そんな期待のホープのマクナルティだが、昨年と比べてかなりの自身の成長を実感しているようだ。
情報源:Brandon McNulty: I’m considerably stronger than last year
マクナルティは、昨日のアルガルヴェ最終ステージについては「昨日はエムコ・エヴェネプールを勝たせようとするクイック・ステップに対していろんなチームが攻撃をしかけた結果、めっちゃ攻撃的な1日やったわ」と語るが、同時に「でも楽しかった」と話す。そんな彼のコメントからすると、シーズンインからずっと調子がいいのだろうと感じることができる。
情報源記事でのインタビューでマクナルティは次のように現状を語る。
“Definitely last year was unfortunate. It’s nice to have a bit of confidence and some racing in the legs going into the first WorldTour stage race of the year for me. I’m looking forward to it. Last year was pointing towards the podium or the top five had things gone better, and I’m considerably stronger than last year too. We’ll see how it goes,”
訳「明らかに昨年は残念やったからね。そんな去年と比べると今年はちょっとした自信があるし、脚も良い感じで自分にとっての最初のワールドツアーのステージレースに臨める。せやからこれから楽しみやね。去年は表彰台かトップ5以内を目指してたのよ、うまくいってた場合にね。それで今年も今までと同じように成長できてるし、かなり強くなってる。焦ることなくやっていきたいね」
このコメントにある「自分にとっての最初のワールドツアーのステージレース」とはパリ~ニースのこと。そしてそれがまず今年の目標レースの1つとなるようだ。
今年のツール・ド・フランスでは、昨年の東京五輪ロードレース終盤でタデイ・ポガチャルとともに二人で動いたときのように、二人のランデブーが見られるか?