アスタナの関連企業にマネーロンダリング・詐欺などの疑惑。ルクセンブルクの検察が捜査へ

カザフスタンのワールドツアーチーム、アスタナ（Astana Qazaqstan）については先日給料の未払いが（今年も）起こっていると紹介した。

そして、それに関連するかもしれない？ネタを昨日書こうとしていたが時間がなくて書けなかった。

そのネタとは、アスタナのプロチームとしてのライセンスを所有する企業Abacanto SAが、ルクセンブルクの検察庁によって捜査されているというものだ。

情報源：Astana Qazaqstan’s paying agent under judicial investigation as delays hit latest wages

今回の問題はカザフスタンメディアが報道したもので、容疑は資金洗浄（マネーロンダリング）、詐欺、文書偽造、業務上横領と背任などだ。

(‘A`)「これアカンやつや･･･」

実際には給料未払いと今回の件は別の問題で、まだ関連性はなさそうだが、今後の捜査や裁判の展開次第ではつながりが見えてくるのかもしれない。

また、アスタナを率いる大佐ことアレクサンドル・ヴィノクロフ（Alexandre Vinokourov）が今回の件に関与しているかも不明だが、上述のカザフスタンメディアによるとヴィノクロフも捜査の対象に入っているらしい。

昨年はアスタナの共同タイトルスポンサーだったプレミアテック社が突然のスポンサー撤退を発表し、その背景にはアスタナのバックにいるカザフスタン政府側との軋轢があったとされるが、ひょっとしたプレミアテック社は今回の問題についてなんらかの情報を得ていたのかもしれない。それが関係解消の1つの要因となったのかも・・・と妄想が捗る。