【プロトンの異変】カレブ・ユアンもトム・ピドコックもしばらくレース活動休止
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今年のプロトンはどこか変。そう思っている人も多いのではないだろうか。そう、風邪・インフルエンザまたは胃腸のトラブルでレースを欠場する選手が例年になく多いと思われるからだ。
もちろんプロでも毎年この時期は体調管理が難しいというのもあるだろうが、それでも今年は多いように思う。
この点、先日のミラノ~サンレモで優勝候補最右翼だと思われていたロット・スーダルのカレブ・ユアン(Caleb Ewan)が直前になって同レースの欠場を発表したわけだが、どうやらまだ回復までに時間がかかりそうだ。↓のチームのツイッターを見てほしい。
A week full of racing in Belgium and Spain. Wednesday we kick off in Belgium with the Minerva Classic Brugge-De Panne with this line-up 👇 pic.twitter.com/o442qal7nu
— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) March 21, 2022
これによると出場予定だったデ・パンネ3日間(名前は3日間だけど実はワンデイレース)も、そしてヘント(Gent-Wevelgem)も欠場することになった。
さらにまだ有力選手の欠場が続く。イネオスのクラシックエースにして東京五輪金メダリスト&シクロクロス世界王者のトム・ピドコック(Tom Pidcock)もまた、胃腸のトラブルが回復せず、それが全快するまでレースを休むようだ。↓の情報源記事を見てほしい。
情報源:TOM PIDCOCK WON’T RACE AGAIN UNTIL MYSTERY STOMACH PROBLEM IS SOLVED
ピドコックもミラノ~サンレモ前から胃腸にトラブルがあったが、それから回復して同レースに出場していた。しかし、ポッジオの前でプロトンから脱落。そのシーンを見たときに誰もが「まだまだ本調子じゃないのか」と思っただろうが、そのとおりだった。
具体的にいつまで休むのかは不明。
このようにコロナもそうだが、なぜか今年はコロナ以外のことに悩まされる選手が多いように思われる。まぁプロ選手だけでなく、我々ただの視聴者も気をつけたいところ。サラリーマンも体が資本。肉体資本主義やからね。