ティム・メルリール「マチュー・ファン・デル・プールは味方も殺しにかかるからね(苦笑)」。今年のジロ・デ・イタリアではメルリールxマチューのトレインが大会を席巻か
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先日の今年最初のモニュメント、ミラノ~サンレモでサプライズ復帰&復活を遂げた怪物マチュー・ファン・デル・プール。
そんなマチューは、今年はジロ・デ・イタリアに出場することが確定している。なおツール・ド・フランスについても本人は出場の意向だが、まだ完全に決まっているわけではないようだ。
そしてマチューのチームメイトのエーススプリンター、ティム・メルリールも同じくジロ・デ・イタリアに出場することがシーズン当初から決定している。
つまり、今年のジロではマチュー&メルリールの超速トレインが見られる。
情報源:Tim Merlier relishing chance to leadout Mathieu van der Poel at Giro d’Italia
どちらとも同じステージで勝利を狙いにいくのではなく、ステージごとにどちらかがアシスト、どちらかがエースとなるはず。
このへんは昨年度のツール・ド・フランスと同じだろうか。
ただメルリールは昨年度のツール・ド・フランスでの、マチューによるリードアウトについて次のように話す。
“It will for sure be a good leadout but maybe he will end up killing me in the finals. The stage that I won in the Tour, he also did the leadout there but he put me a bit over the limit, so I’m going to have to ask him to do it a bit slower.
訳「マチューはきっと良いリードアウトをしてくれるやろね、でもたぶん最後はワシですら殺しにかかるかもしれへんね。去年のツールで自分が勝ったときもマチューはアシストしてくれたけど、こっちがもう限界超えて死ぬわというとこまで速度あげてたからね、せやからジロではちょっと速度落としてくれと頼むつもりや」
マチューがリードアウトするときはチームメイトにすら遠慮なし。マチューはただ爆走するのみ。
たぶんマチューはあまりリードアウトとかの練習してなさそう(しらんけど)なので、そのへんの連携というか力加減というのがわかっていないのかもしれない。これからちょっと集中的に連携の練習するのかもしれないが。
なおメルリールは、今週の日曜日のヘント~ウェヴェルヘム(Gent-Wevelgem)に出場予定だ。
マチューがみんなのレベルを引き上げているというか、トレーニングにしろレースにしろ、マチューについていくために否が応でもチーム全体が強くならざるをえないというか。
こういう話を聞くと、アルぺシンの強さはそういうものの積み重ねなんでしょうね。
UAEもまた、ポガチャルの存在がチーム力を引き上げているんでしょうか。
スポ根漫画みたいでいいですね。
なるほど、そういうこともあるブヒね。
マチュー自身が練習の虫みたいな性格しているようなので、周囲もそんなマチューを見習って彼を基準にしてトレーニングしてそうブヒね。
むしろそうしないとクビになりそう・・・
すごい選手の存在というのはレース以外の場面でもチームに良い影響を与えるブヒね。