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みんな知っているように今年のツール・ド・フランス第5ステージではパリ~ルーベの凶悪な石畳区間がいくつも登場する。
そして昨日の記事で、タデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)はロンド・ファン・フランデレン後に移動し、その石畳区間を試走していたことを紹介した。
だがその試走に同行したUAEの監督は、そのうち2番目の区間でEswarsからPaillencourtへ続く1600mの石畳について、「自分が主催者なら絶対にツールのコースにしない。ヤバすぎる」と批判する。
情報源:UAE Emirates sport director slams inclusion of treacherous cobble sector in Tour de France
その区間は2018年のツール第9ステージでも登場した。当時の動画をどうぞ。
このときはリッチー・ポート(Richie Porte)石畳序盤で落車し号泣。ツールを去った。そのときのことを覚えている人は多いだろう。
そのEswarsからPaillencourtへのパヴェ区間は下り基調。ハイスピードでプロトンが石畳につっこむことになる。まさにそれがUAEの監督が批判する理由だ。
他の区間はともかく、彼は下りの石畳とかどんなレースであっても入れるべきではない、生命の危険がある区間はやめろと強く非難している。
さて上のようにUAE監督は批判するが、すでに決まってしまっている以上選手は走るしかない。
そして試走したポガチャルへのインタビュー動画がベルギーメディアSporzaで公開されている。次のリンクからどうぞ。
Sporza:Tadej Pogacar: “Je kan de Tour hier niet winnen, maar wel verliezen”
この動画の02:10あたりから見て欲しい。ポガチャルは記者から「いつタデイ・ポガチャルはパリ~ルーベを走る?」と質問されて、「きっといつかね。すぐではないけどね。来年かも、でもちがうかも」と答える。