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コルナゴといえばかつて最高級ロードバイクとして憧れだったが、その後はワールドツアーチームへの供給がなかったりなどロードレース界でそれが占める地位が相対的に低くなっていた。
しかし今ではすっかりプロトンの王としてのブランド力を復活させることに成功している。その理由は明白だ。そう、チームUAEのエースにして、ツール・ド・フランスの若き王、タデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)が乗っているからだ。
そんなコルナゴからその最上位モデルを意味する「C」の名を冠した新しいロードバイク「C68」が登場した。前モデルC64から4年、64→68となった。公式インスタを見て欲しい。
世界同時リリースということで、すでに日本公式ページで情報が掲載されている。よってこの記事では簡単に概要だけを書く(??「いつもそうやんけ!」)。公式サイトに勝る情報源はない。下のリンクから公式サイトでぜひチェックしてほしい。
コルナゴ日本公式:C68製品ページ
まずピュアロードバイクだったC64までと異なり、C68はグラベルでの用途をも目指して開発されたバイクだ。すなわち、プロのロードレースで勝利を狙えるのはもちろん、ちょっとしたグラベルっぽい道があるオールロードや、ガチのグラベルでも使える・勝てるモデルとなっている。
デザイン上の特徴はC40時代から続くラグを使った製法だ。しかし今回のC68ではラグを使うことは以前から踏襲しているもののフレームデザインやチューブとの接続構造などは一新され、全く別のフレームへと生まれ変わっている。それにより今まで以上に自由なフレーム設計が可能となり、より緻密なジオメトリの実現に成功している。
またラグ部分を特別な技術でなめらかにすることで、フレーム全体のエアロ性能も向上。
BB規格はT47。ダウンチューブは以前よりも立体的なデザインとなりC64よりも剛性が向上している。同時にチェーンステーの剛性もアップさせている。
各種ケーブルはもちろん完全内蔵式。
重量はSサイズ(サイズ510の無塗装、スモールパーツ付属なし)で930g(誤差10g)となっており、C64と比べておよそ50gの軽量化を果たした。
またおもしろい(?)というか、個人的にコルナゴっぽくない?と思えるのが、ヘッドセット内側に10機能の小型マルチ工具を搭載していること。今までコルナゴのバイクでそういうのあったっけ?ブタはコルナゴ様には手(足)が届かないのでそのへんわからない。
このC68には限定モデルも用意されていて、それらはヘッドラグとシートラグの一部にチタニウムが使用されている。
製造はもちろんイタリアの自社工房で職人の手作業。ダウンチューブにはブロックチェーン技術を使った最近話題のNFTのタグが貼られていて、スマホのアプリで自身の車体の情報を管理することができる。盗難されたときなどの所有権証明などに役立つか?
最大の問題(?)の価格だが、完成車仕様でいくつかバリエーションがある。その中からいくつか紹介すると、
このようになっている。