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昨夜から始まったスイスのツール・ド・ロマンディにて、同国の英雄にしてレジェンド、ファビアン・カンチェラーラ(Fabian Cancellara)が、スイスのプロチームを創設したことを発表した。
情報源:Fabian Cancellara launches Tudor Pro Cycling team for 2023
もともとカンチェラーラは引退後は、スイスのコンチネンタルチームであるスイスレーシングアカデミー(Swiss Racing Academy)でメンターをしていたが、同チームの名前が「Tudor (チューダー)Pro Cycling Team」へ変わり、ついにカンチェーラ自身がそのオーナーとなる。
カンチェラーラファンからすれば「いよいよか!」といった感じだろうか。
そのTudor Pro Cycling Teamは、名前のとおり、スイスの時計ブランドとして有名なTutor(チューダー)がスポンサーとなる。
おそらく世界で一番有名であろうスイスの高級時計ブランドのロレックスが展開する、大衆向け普及用ブランド(廉価版:セレブ基準)と言えるブランドだ。
チームバイクは、引退後カンチェラーラとなにかと縁が深いスイスブランドのBMC。スイスレーシングアカデミー時代からチームが使っていたものだ。
この新チームは来年度のProTeam入りを目指し、2024年までにはグランツールまたはモニュメントといった最高峰のレースにワイルドカード枠で出場することを目標としている。
もちろんその目標の行き先はワールドツアーチームへの昇格。かつてスイスにはBMCレーシング(BMC Raing)というワールドツアーチームが存在したが、それが消滅して以来、同国にワールドツアーチームは存在していなかった。
そんなスイスで、ワールドツアーチームの復活・再興を掲げるのが、今回のカンチェラーラの新チームとなるだろう。
なおカンチェラーラ自身はあくまでオーナーとしての役割を果たすのみで、現場で作戦指揮をとったり、トレーナーとして活動するなどはしないと話している。
このチームの実戦デビューは5月15日のU23版パリ~ルーベ。