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ロードレースとロードバイク

Giant(ジャイアント)も品不足がまだまだ続く。中国のロックダウンにより生産能力低下。

中国のロックダウンで世界最大の自転車メーカーのジャイアントも生産能力低下。品不足は解消はまだまだ先か。

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自転車界の巨人ジャイアント(Giant)。様々なブランドの高性能ロードバイクの製造を請け負ったり、自社開発も行ったりと世界最大の自転車メーカーとして君臨している。

そのスケールメリットを生かして他ブランドよりも割安の価格で高性能ロードバイクを提供できため人気が高い。昔と比べるとデザインも洗練されたものになっている。

ただコロナ禍でそのジャイアントですら、生産・供給能力の低下に悩んでいる。つまりジャイアントのバイクですら入荷量が減り、注文したバイクがユーザーの元に届くのが遅くなっているが、それがまだしばらく続きそうだ。

情報源(ブルームバーグ):Snarled Supply Chains Stretch Wait Times for Top Bicycle Maker

自転車業界以外の業界はコロナ禍のせいで入荷が遅れるなどが日常的なものになっているが、最近の中国の都市封鎖(ロックダウン)の影響で中国での工場の生産能力が低下しており、ジャイアントも供給能力が回復するのは今年の秋や冬になるのではないかと考えらているようだ。

ジャイアントは中国政府の方針を受けて、上海近くにある崑山市の4つの工場を一時的に停止させたりしている。

またこうした中国での状況を受けて、ジャイアントとしては今後もっと中国以外の国にも生産工場を増やそうと考えているようだ。生産国の多様化によって、コロナによる供給能力の低下リスクを分散させようという考え。

自転車の需要は高まってきていたが、工場を動かせないためなかなか生産量が増やせない。旺盛な需要に応えることができないまま時間だけが過ぎるという商売人にとっては「ぐぬぬ・・・」という事態になっている。それは自転車界の巨人であるジャイアントでも同じのようだ。

たとえ世界最大メーカーのジャイアントのバイクでも注文したもののなかなか届かないという状況が、今年一年、あるいは来年の前半ぐらいまでは続くのかもしれない。

こうした品不足に加え、急激かつ継続的な円安進行と(ロシアによるウクライナ侵攻もふくめ)世界的な燃料価格の上昇をふまえると、本当に今はロードバイクを買うのが難しい時期になっていると思う。

なおシマノの株価は昨年9月ごろを最高にして下がり続けている。

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piginwired
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2 comentarii

  1. まぁフレームだけの話じゃないですしねぇ。
    ジャイアントは完成車販売ですが、ホイール、ハンドルなど主要パーツが自社製品(たぶん?)で揃えられるとはいえ、コンポーネントはシマノ、スラム頼みでしょうし、こまかな部品などは外部調達でしょうから、サプライヤーも含めて安定しないとなかなか解消しないでしょうねぇ。

    • ほんといろいろなモノについて、買う時期の判断が難しい時代になったブヒね。
      そして企業側も在庫管理や生産管理が大変そう。
      そしてもうそろそろ2023年モデルの発表・リークなども始まる時期・・・

      値上げも含めて落ち着くのは一体いつになるやら。

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