リタイアしたミゲル・アンヘル・ロペスの続報。左大腿四頭筋の異常が原因か。2022ジロ第4ステージ
なぜミゲル・アンヘル・ロペスはジロ第4ステージでリタイアせざるを得なかったのか?
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昨夜のジロ第4ステージで、ミゲル・アンヘル・ロペス(Miguel Ángel López)がスタートからほどなくしてリタイアとなった。
特にその日大きな落車をしたわけではなかったのだが、突然のリタイア。夜にそれについては少しだけ言及したが、左臀部(股関節?)の負傷というのが昨夜の時点での情報だった。
そしてその後もう少し詳しい情報が出てきた。
どうやら異常があったのは彼の左太ももの大腿四頭筋だったようだ。ジロ第1ステージの時点ですでに症状があり、これまで休息日(移動日)を含めて治るよう努力したが症状が収まらなかったとのこと。痛みがあるとしてもその痛みがどの程度なのかは不明。
左の大腿四頭筋が十分に動かせなくなっていたようで、その原因はこれまでのトレーニングやレースなどで負荷がかかりすぎていたか、あるいは、古傷の再発かというチームドクターの見解が紹介されている。
ジロをリタイアしたことで、その問題箇所を精密に検査して、しっかり治す時間的猶予は得られたことになるのでその点はメリットか。
そう考えるとツール・ド・フランスに間に合う可能性は高く、また3週間走り続けられるのではないか。