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ロマン・バルデ「やらかした・・・」。2022ジロ・デ・イタリア第9ステージのゴールスプリントでのミスについてレース後のコメント

昨夜のジロ第9ステージでロマン・バルデが犯したミスとは?

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昨日の2022ジロ・デ・イタリア第9ステージの最後は、山岳ステージにおけるフィニッシュとしては珍しい(?)感じになった。3人の選手による登りスプリントで結果は僅差で分かれるものとなった。

その3人とは、リチャル・カラパス、ジャイ・ヒンドレー、そしてロマン・バルデ。

優勝したのはヒンドレーだったが、2位はバルデ。

そのバルデだが、レース後は「やらかしてもうた・・・」と、悔やんでも悔みきれないようなミスをしたとかなり凹んでいたもよう。

情報源:Bardet rues sprint error at Giro d’Italia Blockhaus summit

バルデがレース後に語ったところによると、

“I didn’t do too much forcing on the mountain, because I knew that I was the quickest in the sprint. I just wanted to put myself on the wheel of Carapaz and then Hindley took three lengths on the corner, I didn’t think it was so short from there to the finish.”

訳「実際のところ最後の山ではそんな限界まで無理して走ってたわけじゃないんよ。なんでかというと、最後にスプリントとなれば自分が一番スプリント力あったからね。だから、ただカラパスのホイールについていってれば良いと思ってたわけ。そんで最後にヒンドレーが最終コーナーを先頭で抜けたわけやけど、ゴールラインが最終コーナーからそんなすぐのところにあるとは思ってなかったのよ」

バルデは、最後にはスプリントで自分が勝てると思っていただけに、その日おそらく一番余力があったと思われるカラパスについていくだけでよかった。

そして実際に登りでは最後のスプリントのために力を温存して走っていた。ところが、ゴールまでの距離を正確に把握しきれず、スプリントのタイミングを逸してしまった。

ジロという大舞台で本来なら勝てるレースを落としてしまったわけで、本人としてはかなり悔いの残るミスだったというわけだ。

ただ、第9ステージを終えて総合順位で3位という点については次のようにも話す。

“I didn’t know anything about the pink jersey, but it’s better to stay behind for the time being anyway,”

訳「レース中はマリアローザを奪えるかどうか知らずに走ってたんやけど、ひとまず14秒差の総合3位はイイね」

総合争いという点では今の結果に満足しているようだ。

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